2013年12月12日

ここを直せば上手くなる

誰にでも長所短所がある。

ジャズピアノでも同じことが言える。

「そこは、こう弾いたらいいのにな」
と、横で見ている先生は思うけれど、
弾いている本人は気が付かない。

例えば、
アドリブ・フレーズの音のならべ方。

コードトーンやスケール音を
適当に弾いていればいい訳ではない。

それぞれの音の性質、機能がある。

それを教えるとフレーズが
キレイにまとまってくる。

何事もコツがあるんだね。

それを知っているのと、
知らないのでは、結果がまるで違う。

これは、ほんの一例だったけれど、
「こう弾けば良いのに」
ということは誰にでも必ず沢山ある。

もう40数年も指導してくると
その人の欠点がすぐわかり、
どうすればいいかもよくわかる。

それを指摘して直すのが
先生の役目なんだよね。


terusannoyume at 23:57│Comments(0)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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