2013年09月20日

「ももクロ論」新刊ですよ

昨日発売された「ももクロ論」を
早速買って来て読んでいます。

難しいです。

「ももクロ論」
水着と棘のコントラディクション
[単行本(ソフトカバー)]
清家 竜介 (著)
桐原 永叔 (著)





社会哲学とメディア論を
専門に研究している著者が書くと、
このようになるのですね。

ファンの方は、
この後の説明をじっくり読んで下さい。

<内容紹介> Amazonより

ももいろクローバーZの魅力を読み解く評論集。
カバーイラストは漫画界の鬼才・カネコアツシ。

3.11後の社会と激しくシンクロし、
世代を超えた熱狂的なファン(モノノフ)を
生み出したももいろクローバーZ。

念願の紅白出場後に、
彼女たちは棘のマスクをかぶり
禍々しい姿で
変革への意思を表明した。

一方のアイドル界の覇者AKB48は、
お約束の水着姿を披露し
愛らしい笑顔を振りまく。

この好対照の二つのグループは、
どんな社会的想像力に
対応しているのであろうか。

本書第1部の
「アイドル消費における鎮魂と
カーニヴァル」は、
ディストピア化が進む
現代日本の社会状況を検証し、
ももクロとAKB48が慰撫する
われわれの「呪われた部分」に
光を当てる。

そして
この二つの人気グループが、
大衆の欲望の処理については、
全く正反対のベクトルを持つことを
明らかにする。

第2部の
「まばゆい笑いの発作」では、
これまで言及されてこなかった
パフォーマンスの特性を分析し、
ファンを魅了してやまない
ももクロの「全力」について
徹底的に解明を図る。

エリントンにおける
“スゥイング"や
キース・リチャーズにとっての
“ロール"同様、
記述化を拒む
ももクロの偶発的なノリの正体に鋭く迫る。

ももクロを語ることはすなわち、
「遊びと笑い」
「祝祭と運命」
「死と再生」について、
現在を生きる者が
何を求めようとしているのか
を語ることにつながった。

【本書より抜粋】

「ももクロの『5TH DIMENSION』は、
ディストピア化した現実のなかで
もがき苦しむわれわれの
“未成熟な意識からの脱出"を
主題にしている。

〈妹の力〉に優れたももクロの言霊は、
容易に変わらない社会的閉塞状況を
何とか突破しようとしている。」(清家)

「ライブの終盤、
高い負荷に耐えることで
現前してくるリアルとしての
〜荒い息遣いとともに浮かぶ〜
笑いのまばゆい発作を、
私たちは全力の証左として、
一生懸命の証拠として
認めるのではないか。」(桐原)

ももクロ論 水着と棘のコントラディクション

内容(「BOOK」データベースより)

ももクロ、AKB48、あまちゃん―。
震災の後、
なぜ社会はアイドルを求めたのか?

<目次>

■第1部 ももクロはAKB48を超えるか?
〜アイドル消費における鎮魂とカーニヴァル

●序 “紅白の向こう側"のアイドル革命
『5TH DIMENSION』の衝撃
●第1章
3.11と鎮魂としての芸能
●第2章
Z革命と“妹の力"
●第3章
消費文化の幻想と“ももクロ"
●第4章
不可能性の時代の“ももクロ"
●第5章
逆襲する“ももクロ"
●第6章
“AKB48"VS“ももクロ"炎の最終決戦
●むすび
カーニヴァルの向こう側

■第2部 まばゆい笑いの発作
〜アイドルとロックのためのパフォーマンス論

●第1章
大衆音楽批評と、語りえないもの
●第2章
アウトサイドのアイドル
●第3章
楽譜に載らない音への欲望
●第4章
クラウドソーシング時代のエンターテインメント
●第5章
発声と即興、ダイアローグとポリフォニー
●第6章
異化効果、他者の喪失
●第7章
カーニヴァル、まばゆい笑いの発作


terusannoyume at 23:41│Comments(0)TrackBack(0) 「日記」読まないでね! 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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