2012年12月18日

ビル・エヴァンス分析教材

ビル・エヴァンス・アドリブ分析(準備)の
続きで、今回は
教材(コピー譜)を紹介しよう。

以前このブログで紹介した輸入版で、
全4巻の第1巻に収録されている
「枯葉」から分析を開始する予定。
(エヴァンス研究ブログでも紹介)

このシリーズは、すべて(4冊とも)
ピアノ・トリオ・スコアになっていて
ピアノ、ベース、ドラムのコピー譜。
(ドラム譜は期待しないでね)

CDを聴きながら
このコピー譜を分析すると
ものすごく勉強になるので、
以前から分析したいと思っていた。

エヴァンス, Bill
ビル・エヴァンス・トリオ
第1巻: 1959年-1961年
EVANS, Bill :Bill Evans Trio,
The, Vol.1 1959-1961

<曲目>
Alice in Wonderland
Autumn Leaves
(Les Feuilles Mortes)
How Deep is theOcean
(How High Is the Sky)
Nardis
Peri's Scope
Solar
Waltz for Debby
When I Fallin Love



The Bill Evans Trio: Featuring Transcriptions of Bill Evans-Piano), Scott Lafaro-Bass-And Paul Motian-Drums


このシリーズは全4巻が同じ表紙で
以前のものは<VOL.1>
と書いていないので注意。(色が違う)
最近のものは<VOL.1>と
書かれているようだ。

もう1つ注意することがある。

数日前に紹介したエヴァンスのCD
「ポートレイト・イン・ジャズ」には
「枯葉」が2曲収録されている。

日本国内のエヴァンス・コピー譜は
ステレオの方を取り上げている。
(例外あり。次回紹介予定)

今回紹介した輸入版コピー譜は
モノラル(別テイク)の方なので、
(当然だけれども)アドリブが違う。

これからコピー譜の分析をするけれど
国内のもの(例外あり)を見ていても、
説明が当てはまらないので注意。
(まったく別のアドリブなので…)


terusannoyume at 11:19│Comments(0)TrackBack(0) 「ビル・エヴァンス」研究 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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