2012年02月04日

Op.133<誤植>報告(その3)

カプースチン
「ピアノのための6つの小品」(作品133)

今回の誤植?は、とても重要です。

それは、メロディー音だからです。

しかもコードが
<メジャー>か<マイナー>か
大きな影響を受けてしまいます。

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上から2段目、3小節目(小節番号17)
右手1拍目のメロディー音「G♭音(♭ソ)」は
「G音」(ナチュラル)では?
「♭」を取って<ナチュラル>を付ける。

<理由1>
作曲者による楽譜では
「G音」に「ナチュラル」あり。

<理由2>
これは決定的な理由ではありませんが、
次の2小節(18〜19)のメロディーは
「G音」なので。

<理由3>
もし作曲者が「G♭音」に変更したのなら、
その小節(17)内の右手3拍目裏「G音」
(上から2番目)に
ナチュラルを付けなくてはいけない。

なぜなら、ここは4拍目コードに全声部が
半音下から解決するコードだから。

つまり、この小節は、
どちらにしても誤植になる。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いくつもの誤植をすでに見付けていますので、
時間がある時に少しずつ報告しますね。

今後の予定ですが、誤植報告をしながら、
6曲の<形式>を1曲ずつ書き出し、
その後<コード進行>分析もしようと思います。

この曲集が日本での人気曲になるのを願って…。


terusannoyume at 07:09│Comments(0)TrackBack(0)「カプースチン」分析研究 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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