2011年09月04日

思わぬ発見の即興上達法

思わぬ出来事で「アドリブ上達法」を見付けた。

教室で使っている電子ピアノの1音が
弾いた後に鍵盤が上がってこなくなった。

中央のC音から10度上のE音だ。

アドリブの時によく使う音なので困ってしまう。

そこで思い付いたのが、
その音(鍵盤)だけを弾かずにアドリブする練習。

キー「Cm」ではほとんど使わない音なので、
キー「C」、「F」、「Am」などの曲で弾くこと。

問題の鍵盤を弾かなくても
出来るだけ良いフレーズにすることを心掛ける。

この難問を解決するには<コツ>が必要。

今アドリブしている小節と、
次の小節のコードも同時に考えて弾くことだ。

E音がコードトーンのコードが次に来る時に
あらかじめ分かっている方が避けて弾ける。

やってみるとわかるけれど、かなり難しいよ。

いつもの手癖で弾いている人は
思わず問題の鍵盤を弾いてしまう。

あなたもぜひ挑戦してみよう。

次の小節まで考えて弾く、とても良い訓練になる。

これは本当に、思わぬ発見(白鍵)即興上達法だ!

terusannoyume at 23:39│Comments(1)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

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この記事へのコメント

1. Posted by アントキノゆうちゃん   2011年09月06日 17:59
しばたはつみの歌伴もやってたんですか? 買って聴いてみよう!

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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