2011年04月08日

テル先生のレッスン(7)

セッションに行っている人、
行こうとしている人は上手くなる責任がある。

なぜかと言うと、
ピアノは、伴奏を弾き続けなければいけない。

管楽器の人は自分のソロが終わると休みだ。

しかし、
ピアノは曲の最後まで両手のジャズコードを
弾き続けなければいけない。

ピアノのコードが格好良ければ、みんなも楽しい。

まさか、単純な基本コードや
両手で同じコードを弾いている人はいないだろう、
と思うけれど、責任重大なので勉強しよう。

下手な伴奏でも、周りの人達は優しいので
「それでもいいよ」と言ってくれるかもしれない。

しかし、正直なところ本心はどうだろうか?

いつまでも<お言葉に>甘えていてはダメだ。

ジャズの両手コードは難しい。

例えば、
「9th」にしても「9,♭9,♯9」を
どのように使い分けるのか?

さらに
「9,♭9,♯9」と、
「13,♭13,11,♯11」との
組み合わせ方は?

こんな複雑な問題は、
ほとんどの人が分からなくて当然だと思う。

どのように組み合わせて両手のコードにするか、
教わってしまうのが1番早くて確実に進歩する。

ピアノ(伴奏)を担当する人は、
上手くならなければいけない責任があるんだね。

terusannoyume at 19:36│Comments(0)TrackBack(0) 坂元輝ジャズピアノ教室 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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