2010年06月17日

「Fascinating Rhythm」分析4

「Fascinating Rhythm」(魅惑のリズム)

「ガーシュウィン ソングブック」(全音版)
  28〜29ページ

「Fascinating Rhythm」分析(第4回)は、
テーマ「B1」のコード進行を書き込みましょう。

<形式>は、すでに書き込みましたね?

[イントロ] 1〜2小節

[A1]  3〜10
[B1] 11〜18
[A2] 19〜26
[B2] 27〜34

では
テーマ「B1」のコード進行を書き込んで下さい。

ガーシュウィン ソングブック 解説付 (zen-on piano library)

[B1] 11〜18

|A♭ A♭/G|Fm7 B♭7|

|E♭ A7(♭5)|D E♭|

|Cm Cm(M7)|Cm7 F7|

|B♭7|D♭dim(ここは不明?)|

<解説>

<11小節>

コードは「A♭」だけですが
3拍目ベースに「G」を使っていますね。
次の「Fm7」に行くための経過音です。

このような状況で必ず使う技法です。

<12小節>

「E♭」へ行くための「ツゥー・ファイブ」です。

<13小節>

13〜14小節は「E♭」が本来のコード。

しかし、この小節の4拍目で
「A7(♭5)」のようなコードにしていますね。

<14小節>

「E♭」の小節ですが、
半音下から「D→E♭」として遊んでいますね。

右手は、それぞれの「Mペンタ」です。

<15小節>

4拍目に「CmM7」があります。

ガーシュインは「♭1」と書くのですね。
現代では、いやコードネームでは(かな?)、
「M7」で書く場合の方が多いのでは?

<ガーシュイン>(楽典的?)
「1−♭1−♭7−6」(6→「F7」の「3」ですが)

<現代のジャズ理論では、これが一般的>
「1−7−♭7−6」

<16小節>

右手、2拍目コードと3拍目裏コードに注意!
こんなことをやっているんですね。

<17小節>

ここは「ドミナント」。

<18小節>

ここは「?」です。
これだけでは第3音がありませんからね。

ヴォーカル譜(2段譜)などを調べる予定です。
(輸入版を持っている人は調べて下さい)

私の持っている1段譜の楽譜では
「B♭dim」になっていましたが…?

後日報告します。

<ジョージ・ガーシュイン分析研究会>

terusannoyume at 23:52│Comments(1)TrackBack(0) 「ガーシュウィン」分析研究 

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この記事へのコメント

1. Posted by さちぴょん   2010年06月18日 01:55
5
会長(^o^)丿
原曲のヴォーカル譜「THE GREAT SONGS OF GERSHWIN」で早速調べてみましたので、ご報告いたします!

18小節目は、コードは C♯dim になっていて、
記譜の音は、下から、

ド♯ シ♭ ミ-ナチュラル

の3音となっています。
始め、C7なのかな?と思ったのですが、A7?…(-"-)

ちなみに次のコードはB♭7で、レラシです。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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