2010年06月10日

「The Man I Love」分析12

「The Man I Love」分析<第12回目>

ガーシュウィン ソングブック 解説付 (zen-on piano library)

今回は、ガーシュウィン分析の応用編です。

前回で分析が終わりましたが、
このアレンジはテーマだけですよね。

そこで、アドリブが出来る人は、
アドリブ・コーラスを演奏しましょう。

その場合、この楽譜を最後まで弾くと
曲が終わってしまいます。

そこで32小節目は譜面通りに弾かずに

|E♭ B♭7| にして、

1小節目「E♭」に戻ってアドリブ・コーラス。

その後の展開は、ジャズを演奏する人なら
わかりますよね。

構成を考えて、またテーマに戻って下さい。


terusannoyume at 23:58│Comments(2)TrackBack(0) 「ガーシュウィン」分析研究 

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この記事へのコメント

1. Posted by なな   2010年06月11日 00:05
5 おお〜〜〜!!
アドリブコーラスの追加とは目からウロコです
考えもしなかったー。
それはいい、すごくいい、うんうんニコニコ
2. Posted by さちぴょん   2010年06月11日 00:36
5 テル先生、毎日丁寧な分析をありがとうございます☆
この曲は、この曲集の中でも比較的弾きやすい曲ということもあってか、理解しながら勉強できています。
たしかに1コーラス分だけで短いので、歌の楽譜からヴァースを持って来て冒頭に付けたりして弾いていましたが、アドリブで展開していけたら、また素敵な演奏になるでしょうね。
どれもいい曲ですが、「ライザ」もかなり素敵だと思います。
機会がありましたらこの曲もぜひよろしくお願いいたします☆彡

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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