2009年12月21日

「シュー・ア・ラ・クレーム」(3)

「シュー・ア・ラ・クレーム」 作曲・上原ひろみ

   <楽曲分析と即興演奏の練習方法>

今回は
「シュー・ア・ラ・クレーム」の形式を学びます。

楽譜(ブログ右側で紹介)32ページを開いてね。

形式がわかると曲全体が見えて理解しやすくなるよ。

今から学ぶ形式の記号を書き込んでいきましょう。

 〜 「シュー・ア・ラ・クレーム」形式分析 〜

32ページ、
1小節目に「イントロ」
  または「前奏」と書いて下さい。

1小節目、わかりますよね?
不完全小節は数えませんから
  左手「♭シ」をオクターブで弾く小節です。

ここから8小節が「イントロ」ですね。

楽譜の「A」、上から2段目、5小節目。
ここを「A1」と書き変えて下さい。

ここから8小節が「A1」です。

その次の小節、4段目、4小節目に「A2」と書く。

ここから8小節が「A2」です。

「A1」と「A2」では、
まるで違うことを弾いていますが、
コード進行を調べると「A2」は「A1」の変型なのです。

楽譜の「B」、1番下の段、4小節目。
ここはそのまま「B」でいいですよ。

ここから8小節が「B」です。

次(33)ページ、上から2段目、3小節目。
ここに「C」と書き込みましょう。

前回まで説明した「キーD♭」に転調する小節です。

ここから8小節が「C」になります。

楽譜の「C」、上から4段目、2小節目。
ここは「A1」ですね。「A1」に戻って来たのですね。

ここから8小節が「A1」です。

そうすると、次は「A2」です。
下から2段目、1小節目に「A2」と書き込んで下さい。

ここから8小節が「A2」ということになります。
ちょうど33ページ最後の小節までですね。

ここまで「テーマ」です。

次(34)ページからは
「アドリブ・コーラス」が始まります。

では、ここまでの形式をまとめておきましょう。

イントロ(8)

「A1」(8)
「A2」(8)
「B」 (8)
「C」 (8)
「A1」(8)
「A2」(8)

大きく16小節ずつで考えると

「A」(16)+「B」(16)+「A」(16)形式ですね。

形式を理解すると頭がすっきりしてくるでしょう?

さらに練習、勉強を続けて下さい。

terusannoyume at 23:40│Comments(0)TrackBack(0) 「上原ひろみ」分析研究 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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