2009年10月04日

ジャズコードの具体例

ジャズピアノではコードネーム「C」の時に
 「ド、ミ、ソ」とは弾かない。

コードトーンだけを弾くことはなく、
 テンションを組み合わせたコードを使う。

コードトーンとテンションをどのように使うのか
 可能性はいろいろある。

それを知りたかったら
 カプースチンの楽譜を見るとわかる。

私がコード進行を書き出しているので、
それを参考にして、あなたは楽譜に書き込む。

そして、実際にどう弾いているのかを調べる。

例えば「G7」の時、
   「ソ、シ、レ、ファ」とは弾かずに、
  よく出て来るのは

「ファ、ラ、シ、ミ」(♭7、9、3、13)

   と弾いている。

それがわかったら、12のキーに移調して練習する。

普段から
 何でも12キーで練習することを習慣にする。

ここで注意することは、
  この押さえ方がいつでも、
    どこでも使える訳ではない。

まだまだ別の「G7」の押さえ方があって、
 その時によって使い分ける。

今は、それを自覚していればいい。

とにかく
最初は一つずつのコードを確実に覚えていく。

何事も地道な努力が必要なんだね。

カプースチン分析を
 どんどん続けて学んでみよう。

勉強になることが沢山あるはずだ。

terusannoyume at 23:42│Comments(0)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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