2009年08月27日

「ソナティナ」Op.100分析(1)

カプースチンの曲は難しいけれど、
  この曲ならほとんどの人が弾けるかも?

だってね、子供のために作曲してくれたから。

 と言っても、ジャズだけれど…。

今回は「ソナティナ」(Op.100)の形式を学ぼう。

楽譜は、
 カプースチン
  「ピアノアルバム 1」
  (プリズム版)66ページ〜71ページ

CDは、
カプースチン本人のものはないけれど、
      以下の2枚に収録されている。

☆川上 昌裕
「カプースチン ピアノ作品集 2」

☆マルク=アンドレ・アムラン
 「NIKOLAI KAPUSTIN PIANO MUSIC」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  【提示部】

 <第1主題 1>
[A1] 1〜8(8)

 <第1主題 2>
[A2] 9〜18(10)

 <第2主題 1>
[B1] 19〜28(10)

 <第2主題 2>
[B2] 29〜44(16)

注、ここから繰り返しになり再び戻って来ると
44小節目が「カッコ 2」の45小節目になる。
この説明文よりも楽譜を見ればわかるはず。

それで展開部は、46小節目から始まることになる。

  【展開部】

[C1] 46〜53(8)

[C2] 54〜63(10)

  【再現部】

 <第1主題 2>
[A2] 64〜73(10)

 <第2主題 1>
[B1] 74〜83(10)

 <第2主題 2>
[B2] 84〜95(12)

 <第1主題 1>
[A1] 96〜103(8)

  【終止部】

Coda 104〜107(4)

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以上、仮の分析ですので、
    後で変更することもあります。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日は「カプースチン分析研究会」と
 同じ記事になりましたが、近日中に
当ブログは別記事を投稿する予定です。

terusannoyume at 22:42│Comments(0)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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