2009年08月23日

同じ仲間のコードたち

今日は、コードの勉強をしましょう。

カプースチン分析のジャズ理論講座でもあります。

ジャズピアノを弾く時、
  カプースチンを分析する時など、
    次のことを理解していなければなりません。

以下のコードは、「G7(sus4)」の別名です。

(1)F/G または FM7/G

(2)F(Bass G) または FM7(Bass G)

(3)Dm7/G 

(4)Dm7(Bass G)

(5)G7(sus4)(9)

以上は「同じコード」ということがわかりますか?

さらに、以下のコードも(1〜5)の変型です。

(6)Fm/G または Fm7/G

(7)Fm(Bass G) または Fm7/(Bass G)

(8)Dm7(♭5)/G 

(9)Dm7(♭5)(Bass G)

(10)G7(sus4)(♭9)

以上のコード(合計14種類)+大元の「G7(sus4)」を加えた
15種類を12のキーに移調して覚えましょう。

どのようなキーに移調しても、
これらのコードが仲間であると理解することが大切です。

上例は、すべて「G7(sus4)」の仲間。

カプースチンを分析している時に、
   これらのコードが入れ代わって出て来ても
大元は同じということがわかれば単純化して考えられます。

12のキーに移調して、普段から練習しておきましょう。

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                 よろしくね。

terusannoyume at 23:57│Comments(0)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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