2008年12月21日

「ブラジルの水彩画」(7)

今回の「ブラジルの水彩画」分析は、

80小節目のメロディーについてです。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜

テキストは

「カプースチン ピアノアルバム 2」(プリズム版)

 を使用します。(全音版よりも改訂されています)

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それでは、80小節目を見て下さい。

メロディーが|♭シ、ラ、ソ、ラ|の小節です。

この小節の前にある(72)と(76)も見て下さい。

こちらは、両小節ともメロディーが

|♭シ、ラ、♯ソ、ラ|で「♯ソ」ですよね。

ところが、80小節目は「ソ」になっています。

これは、ミスプリ?

いえいえ、これでいいのです。

原曲も、このようになっています。

なぜ、「ソ」にしたのか?

それは、次に「Gm」が来るからです。

「Gm」のコード・トーンを先取りした感じです。

ここは「Gm」を意識して演奏したり、歌えば、

自然な感じで出来ると思いますよ。

terusannoyume at 23:58│Comments(1)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

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この記事へのコメント

1. Posted by トム ジョビヨ   2008年12月22日 02:05
2 オブリガーダ♪先取りをしていたのですね。歌は修正できそうにありませんが、カプースチンのパラフレーズを弾く時は、Gで弾くことにしています。
ジョアン ジルベルト様の『ブラジル』を聴いて覚えたので、ジョビヨにはこの部分、どうしてもディミニッシュの意識が強いのです。歌い継がれるうちに変化したのかな?ホーザ パッソス&ヨーヨー マも聴いてみたけれど、G、G#、どちらなのかよく解りませんでしたー。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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