2008年12月14日

「ブラジルの水彩画」(3)

「ブラジルの水彩画」分析の第3回目は、

ヴァース(Verse)17〜50(34)です。

テキストは

「カプースチン ピアノアルバム 2」(プリズム版)

 を使用します。(全音版よりも改訂されています)

では始めましょう。

♪ヴァース(Verse) 17〜50(34)

[Ver.A1] 17〜30(14)

[Ver.B1] 31〜50(20)

        ☆

[Ver.A1] 17〜30(14)

|F6|〜|〜|〜|

|Fm6|〜|〜|B♭7|

|F6|〜|〜|〜|

|D7(4)|D7(4) D7|

*「F6」=「FM7」どちらで書いてもいい。
  同じく「Fm6」=「Fm(M7)」も…。

<28>
細かく分析すると

1〜2拍目 「FM7」

3拍目 「C(Bass E)」

4拍目 「A7(Bass E♭)」

<29>
この小節のコード「D7」が「全音版」とは違い
「プリズム版」で変更された重要な押さえ方。

「全音版」では上から2番目の音が「E♭」だが、
「プリズム版」では「E音」に変更された。

たった半音の違いだが、これが画期的なことで、

   従来のジャズ理論書にはない音の使い方。

このコードたった1つを教わっただけでも
   「この曲集を買った価値が充分にある」
           と言えるほどスゴイ押さえ方!

「何がスゴイのか?」

「何が画期的なのか?」

話が長くなるので後日、改めて説明する予定。

なお、誤植あり。「E音=ミ」に「タイ」を付ける。
                  (プリズム版)

<30>
「Ossia」あり。

「Ossia」というのはイタリア語で
    「または、あるいは」という意味らしい。

つまり「この小節は、このように弾いてもいい」
という別の指示(音)がページ下に書いてある。
                 (プリズム版のみ)

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[Ver.B1] 31〜50(20)

<31〜38>(8)

|Gm7|C7|Gm7|C7(4)|

|Gm7|C7|Gm7|C7|

<36>

3拍目の裏拍から「Gm7」になっている。

<39〜50>(12)

|FM7|〜|C7(Bass F)|〜|

|FM7|〜|C7(Bass F)|〜|

|E♭6 E6 F6|

|E♭M7 EM7 FM7 A♭7(4)|

|D♭M7 C♭M7 C7|C7|

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  <ランキング>の応援よろしくね。
      右上の2ヵ所です。

terusannoyume at 23:51│Comments(0)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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