2008年12月12日

耳自慢コンテスト開催!

今日の勉強は、聴音の課題です。

耳に自信のある方、絶対音を持っている方、

ある小節を聴いて、判断してほしいのです。

曲は、昨日から分析を開始した

カプースチンの「ブラジルの水彩画」で、

CDは「カプースチン・リターンズ!」1曲目。

まず楽譜を見て下さい。

「カプースチン ピアノアルバム 2」(プリズム版)

        または

「カプースチン ピアノ作品集 2」(全音版)

「ブラジルの水彩画」の85小節目。

前回に書き出した形式だと、

ちょうど[C1]の1小節目です。

この85小節目、左手の3拍目に付点4分音符、

「シ」と「レ」を同時に弾いているところですが、

この「シ」は「♭」が付かないとおかしいのです。

つまり「♭シ」と「レ」でコード「Gm」になるはず。

なぜなら、その前の4小節(81〜84小節目)は

「Gm」が続いて「5−♯5(♭6)−6−♭6」で

85小節目は「Gm」に帰って来るはずなのです。

ですから、これは「ミスプリ?」だと思いますよ。

もう1つの理由は、

2コーラス目の同じ小節、

161小節目は完全に「Gm7」でしょう。

ですから、CDを聴いて判断してほしいのです。

まず、85小節目を何回かピアノで弾いて、

左手「♭シ」と、「シ」で弾いた時の違いを覚えて、

それからCDを聴き、

本当に「シ」のナチュラルが聴こえるのか?

右手の「♭シ」に誤魔化されないように、

左手を注意して聴いて下さい。

ほんの一瞬ですからね。

「では、あなたの報告をお待ちしています」

          ☆

<追伸>

179〜180小節目に似たようなコードがありますが、

ここは形式的に別のところですし、

    前後のコードも違いますので、

         「G7」でも問題ありません。

(時間がある方は念のため、ここも聴いておいて下さい)

terusannoyume at 23:51│Comments(3)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

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この記事へのコメント

1. Posted by ほの   2008年12月13日 01:02
5 わわっ!本当ですね(*_*)
すっかりGm7かと思い込んで、勝手に♭をつけて練習しておりました(^^ゞ
気になって、打ち込んだものを同じくらいのテンポで再生して何度も聴き比べてみたのですが、ナチュラルだと縦の音としてやはりヘンに聴こえますし、横の流れとしても86小節目の和音でガラッと変わる感じがあり、CDとは違うような気がします。
プリズムのSNS「あーだこーだ」の中で各出版物の誤植報告コーナーがあるので、そこでお伺いを立ててみましょうか?
2. Posted by ほの   2008年12月13日 01:20
今「あーだこーだ」を見てきましたが、今回問題の個所は出ていませんでした。
そのかわりに、「29小節目 右手1拍目の二分音符のE音にタイをつける。」という情報をゲットしました! ここに載せてしまっても問題ないですよね…?(^^ゞ
3. Posted by トム ジョビヨ   2008年12月13日 16:37
報告いたします。85小節の左手のシですが、勝手にシ♭で弾いていましたー。
この箇所より気になる箇所があります。80小節の3拍目のGの音です。
ジョビヨはギター弾き語りもするのですが、歌う場合、この箇所(80小節の3拍目)はシャープさせます。耳コピーで、ボサノヴァコード進行ブックを頼りに覚えたため、原曲の譜面がどのように書いてあるかは不明です。ジョビヨにはGだと違和感があります。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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