2008年06月21日

秘伝書から意味解読!

昨日の夜から京都に来ています。
いつものドリーム音楽院からの投稿です。

新幹線に乗ってから
 「カプースチン曲集」を見ていたのですが、
   またまた勉強になりました。
   (本当は名古屋まで寝てしまった!)

ブログではコード進行の話が中心ですが、
 この曲集は、まだまだいろいろな事が学べます。

ジャズ・コードの積み重ね方(左手、両手)、
 フレーズの作り方、コードを弾くタイミング、
  リズム、全体の構成、アドリブ展開方法、
   ジャズ・ピアノのあらゆる技法などなど…。

私は昨夜、新幹線の中で、
  モード奏法のフレーズの作り方のコツを
    カプースチン先生から教わってしまいました。

こんなことまで学べるなんて、秘伝中の秘伝ですよ!

私が長年探し求めていた課題のヒントが、
      目の前に示されているではありませんか!

これは「まるでタロットカードと同じだ」と思いました。

一般の人は「タロット」は、占いの道具と思っています。
        
         ところが本当は、
1枚1枚のカードの中に「秘密の教え」が隠されている。

しかし、解読方法を知らないと、いくら絵を見ても
     深い意味まではわからない。理解出来ない。

この曲集も、それと同じ。
 ただ弾いているだけでもカッコいいけれど、
    音楽レベル向上のヒントが沢山示されている。

しかし、解読方法を知らないと、いくら楽譜を見ても、
      意味がわからない。そこまで読み取れない。

正に「これこそ秘伝書!」。

私はレッスンの前に、
   昨夜カプースチン先生に教わった秘伝を
             こっそりと練習しています。

あなたも、あらゆる角度からこの曲集を見て下さい。

そうすると、ある日突然、何かがひらめくのでは…?

terusannoyume at 19:49│Comments(2)TrackBack(0) 「カプースチン」分析研究 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by さちぴょん   2008年06月23日 17:11
5 秘伝のお話、深いですね〜(~o~)

カプースチンの楽譜は、どれをとっても、何やらすごいもののかたまりだということは確かに感じるのですが、テル先生には見えている一つ一つの宝物が、まだまだ私には見えません(>_<) これはもう勉強して見る目を養うしかないのでしょうね。
テル先生のおっしゃる「こんなこと」というのは、どんなことなんだろう?!と興味いっぱいです。
解読方法…ぜひ少しずつでも自分のものにしたいです!
2. Posted by テルさん   2008年06月24日 07:35
 「すごいもののかたまり」と感じられれば大したもの。あとは「何がすごいのかな?」と調べてみる。
 そうすると各自、自分のレベルでわかることがある。それを自分の音楽に取り入れる。
 これでいいと思いますよ。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集