2008年06月04日

カプースチン最高だね

あなたは「カプースチン」を知っていますか?

ひとことで言うと、
  「とにかく、スゴイ!」としか言えません。

「とにかく、スゴイ」「トニカク、すごい!」…。

クラシックの作曲家と言われていますが、
           内容は完全にジャズです。

本人が自作を弾いているCDが出ていますが、
           誰が聴いてもジャズピアノ。

「これはクラシックだよ」と言っても、
  ほとんどの人が「ウソでしょう」と言います。

「ジャズではない」という理由は即興ではなく、
  あらかじめ作曲された作品であるということ。

 だからこそ「スゴイ」のですが…。

オスカー・ピーターソン、アート・テイタムなど、
ジャズ界でテクニックがあると言われる人も、
左手は伴奏であって旋律的ではありません。

細かい音符すべてが完璧にからんで来る左手
というのは、即興(ジャズ・ピアノ)では不可能。

作曲だからこそ譜面にきっちりと書き込めます。

それからジャズ・ピアニストのコピー譜は、
 本人ではなく、誰か他人が採譜したものです。

ですから完全なコピー譜は、ほとんどありません。

ところが、カプースチンは
   本人がすべて書いているので完璧。安心。

   つまり信頼出来る作品(楽譜)です。

ジャズピアノの学習なら、
すべての音を耳コピしなくてはいけないところを
         こちらは苦労なしで、
   完璧な音を本人が書いてくれているなんて
            「何と、ありがたい話」

こんなスゴイものが、この地球上にあったなんて、
最初知った時は、ビックリ、感動、のめり込んだ。

さらに、分析して、驚き、桃の木、ひっくり返った!

ちょうど去年(07年)の春頃に、
  毎日カフェに楽譜を持って行き、分析していた。

その頃のことは、ブログに書き残しているので、
       過去の記事を読んでみてちょうだい。

これは、現存する最高級のジャズピアノ教材だね!

terusannoyume at 08:06│Comments(13) 「カプースチン」分析研究 

この記事へのコメント

1. Posted by mayaya   2008年06月04日 09:38
YOU TUBEでご本人が演奏されているPrelude, op. 53, no. 11などを鑑賞しました。コテコテのジャズですね〜。

ピアノ初心者にはかなり難しそうですが、少しずつでも挑戦してみることは可能でしょうか。楽譜を買っても、見てるだけではツマラナイので。どのあたりの曲から挑戦していけそうか、教えていただけるとうれしいです。
2. Posted by テルさん   2008年06月04日 11:21
 mayayaさん、コメントありがとう。
 早速ですが、本文の方で紹介しましたが、国内版を買うと「難易度表」が書いてありますので、参考にして下さい。
 まず自分が弾けそうな曲から練習すればいいですよ。すぐには弾けない曲ばかりですが、練習とやる気ですね。
 CDも聴いたりしながら練習を楽しんで(苦しんで?)下さい。
3. Posted by mayaya   2008年06月04日 17:15
テル先生、さっそくのお返事感謝です!
「何を聴き、弾けば…?」の本文を参考にして、 練習とやる気を、持続していきます。

NHKジャズピアノ講座最終回の再放送、今日は外出しなくてはならなくて留守録で心配だったのですが、ちゃんと録画できてました!
4. Posted by テルさん   2008年06月05日 09:25
 今日からまた分析が始まりました。
 もし全音版を買った場合は、過去の記事で学んで下さい。難しいけれど楽しい日々がスタートしますよ。
5. Posted by SOFOUR   2008年06月05日 22:07
カプースチンは初めて師匠に紹介されてハマり、24のプレリュードの楽譜を買い、一番易しい3、5、7番を練習しだして半年。3&5番はほぼ止まらずに弾けるようになりました。今も一日一回はさらうようにしてますが、7番は左手のリズムが異様に取っ付き悪くて、譜読みが全然進みません。
師匠には理論からアプローチし目から鱗が落ちるような演奏解法解説を期待してます! しかし難易度上ると譜面あっても歯が立ちませんよ。
6. Posted by テルさん   2008年06月06日 11:12
 え、今も1日1回!偉いねえ。
 さすが1番弟子…じゃなかった、357番弟子!
 今回も、また分析を楽しんで下さい。
 ところで、NHKで「水木しげる」連続4回をやってますよ。1回目は数日前に終ったけれど、再放送があるはず。
 テキストもあるから、これ読んだらすぐ本屋に行ってみて。NHKのコーナーにあるので。
 その人の生い立ちや、日常を紹介する番組で、2回目は来週かな?まだ間に合うはず。戦争中のことも話すみたい。
7. Posted by 357DC   2008年06月09日 15:10
SOFOURあらため、357DCであります。早速本屋行って、チェックしましたよ。ホントに水木先生最近静かにノッてますね!好きなことしかやらないということに関して全く天才、もちろん絵、漫画もですが、生き残ることに関してはプロ中のプロ、番組を通してまた幸福になってしまう人が増えるといいなと思います。師匠の好きな時に寝て好きな時起きて珈琲飲みに行く生活、何となく私には水木先生に似ているような気がします。
8. Posted by テルさん   2008年06月10日 00:20
 あ、ちゃんと伝言が伝わって良かったなと思います。気が付かないで番組を見過ごすのではと、ちょっと心配していました。
 それから新ネーム?いいですね。最初「DC」って何?と思ったのですが、「弟子」のことを「DC」(デーシー)とシャレたのですね!
 357番の意味はわかったでしょう?
カプースチンの曲、3,5,7番が弾けると書いてあったので、それを並べて採用して「357番」にしました。
 それでは、今度から「357DC」さんと呼ぶことにしましょう。
9. Posted by rika   2009年08月09日 07:04
テル先生、はじめまして^^
大変、面白く&楽しく読ませてもらってます、ありがとうございます♪

カプースチンほんと最高ですよね! 
私は超初心者で、いまクラッシクを習っていて、このままのんびりと行こうと思ってましたがカプースチンの曲に出会って、「一生の最後でもいいから一曲でも弾いてみたい!」と思うようになりました。

で、アップライトピアノを買おうと思ってるのですが、ベーゼンドルファーの130とべヒシュタインのコンサート8、グロチアンのコンサートピアノ、どれが一番ジャズにはむいてるのでしょうか?

ベーゼンとべヒは、なんか甘い感じで向かないのかなと悩んでます、もしよろしかったら、ご意見お聞かせ願えると嬉しいです。
10. Posted by テル先生   2009年08月09日 08:21
> 〜カプースチンの曲に出会って
 「一曲でも弾いてみたい!」と思うように〜

☆ 一曲と言わず何曲でも弾いて下さい。
  難しい曲が多いですが、何とか弾ける曲もありますから…。
  それに練習を続ければ、進歩、向上、上達しますからね。

> で、アップライトピアノを買おうと思ってるのですが〜

☆ いいですね。

> どれが一番ジャズにはむいてるのでしょうか?

☆ ピアニストは、会場ごとにピアノが違うので、
  どんなピアノでも弾かなければなりません。
  ですからピアノに関係なく、ジャズにするのですね。

  さて、そこで自分のピアノですが
  気に入ったピアノを買えばいいと思います。

  ただし同じメーカーの同じ型番でも1台ずつ違うと思うので、
  実際に自分で弾いて気に入ったものを選ぶ。
  それが1番いいのでは?

  こんな回答で参考になったかな?
11. Posted by rika   2009年08月10日 07:58
テル先生、ご丁寧な回答とアドバイスありがとうございました!

あたしでもカプースチンが弾ける希望と夢をサポートしてくださるコメント、めっちゃ嬉しかったです♪
笑顔になってしまいましたw
ありがとうございます♪

「同じメーカーの型番でも一台づつ違う」というポイント、とても参考になりました!

テル先生にご相談させてもらって、良かったです! 

これからも、なにかあったらお聞きしても良いですか?
12. Posted by テルさん   2009年08月10日 11:02
> あたしでもカプースチンが弾ける希望と夢を〜

☆私の生徒でも何人かはカプースチンを弾いています。
 ほとんどはピアノ上級者です。
 ところが本当に初心者でも弾ける人もいます。

 「24のプレリュード」では2ページの曲がありますよね。

 それと「難易度表」を川上先生が作ってくれているので、
 その表を参考に易しい曲から挑戦してみたらいいですよ。

 その他に多少難しい曲でも、気に入った曲を弾きたくて、
 何年かかってもいいからチャレンジする。
 そんな人もいますから気長に楽しく練習を継続して下さい。

> これからも、なにかあったらお聞きしても良いですか?

☆人生相談…? 何でもいいですよ。
13. Posted by Rika   2009年08月11日 02:29
わかりやすく貴重な情報のコメント、ありがとうございます^^

とても参考になります!

相談は、音楽関係になると想いますが、もし人生でも迷う時があったら、その時は、ぜひ宜しくお願いします♪

音楽のほうは、早速お言葉に甘えさせてもらいます^^

また、今日ピアノを見てきたのですが、聴いて最高の音のピアノと弾いて楽しいピアノだと、どっちを選んだらいいのでしょうか?

耳の方はかなりこえていると想うのですが、弾く方は超初心者で、弾くのと聴くのに大差があります。

なので既に一定レベルに達している耳においつくように、ピアノ自体の音が最高がいいのにあわせれば、弾いてるうちに楽しくなってレベルが上がってくるのかなと想うのですが、どうなのでしょう?

どうして弾いてる音と聴く音って違うのですか?

弾いてて気持ちいい音と聴いてて気持ちいい音だとどっちを優先されますか?

楽しく弾けるのと、聴いていて至福を覚える楽器、どっちで練習する方が、上達しやすいのでしょうか?

すみが、もしお時間ありましたら、ご意見お聞かせ願えたら嬉しいです。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集