2008年05月27日

「サマータイム」研究(6)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−6)〜

 またまた「コード付け」の<奥義>です。

秘伝公開は、中級者以上が対象ですが、
       初心者が挑戦しても構いません。

   ただし、頭痛薬をご用意下さい。

今回も「コード付け」の「奥深さ」を学べます。

大変に奥深い内容ですので、
   あなたの教養が高まることを保証します。
      
     では、スタートです。

         ☆

「今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々 テキスト ¥1、260

テキストの89ページを見て下さい。

「サマータイム」の右側ページです。
  上から(下からも同じ)3段目、4小節目
     「Gm7 C7」の小節です。

私なら、この「Gm7」を「Dm7」にします。

「Gm7」でもいいので、消す必要はありません。

どちらでも正解ですが、
     なぜ、私は「Dm7」にしたのでしょうか?

その理由を考えて下さい。

 わかりやすいように全体を書き出しますね。

♪ヒロコ流<サマータイム>リハーモナイズ
(89ページ上段2小節目から4段目4小節目まで)

  全体は16小節=[A]8小節+[B]8小節

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|

|Gm7 C7|F7 B♭7|E7  |A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Gm7 C7|

|F7 B♭7|E7 A7 |Dm7 G7|Dm7 G7|

         〜 ♯ 〜 ♭ 〜

♪「ヒロコ流<サマータイム>リハーモナイズ」を
  さらに、リハーモナイズした「テル式リハーモナイズ」

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 D7|

|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|

|FM7 B♭M7|Em7(♭5) A7|

|Dm7 G7|Dm7 G7|

♪今回の問題は、[B]4小節目、最初のコードを、
   ヒロコ流の家元は「Gm7」、
            ヒロコ流の坂元は「Dm7」

        ☆

  <放送最終回 特別記念課題>

テル先生は、なぜ「Dm7」にしたのでしょう?

    その理由を、2つ答えなさい。

<アドバイス>
2人のコード進行全体を、よく見比べて考えましょう。

terusannoyume at 05:55│Comments(3)TrackBack(0) NHKジャズピアノ講座 

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この記事へのコメント

1. Posted by 分身 コテル   2008年05月28日 01:07
むずかし〜です お師匠様!
一応 言ってみます。

1.「Gm7」だと前の小節とルート音が同じため動きをだした!

2.前回の奥義より 転調を効果的にするため 「Gm7」はFキーの2度m7なのでこの時点で転調を示唆してしまうから

・・・どうでしょうか?全然ちがいますか?
2. Posted by さちぴょん   2008年05月28日 01:37
5 もう最終回なんて早いです! 毎回の講座に積極的に楽しく取り組めて充実していたからですよね。そしてそれは、絶えず新しい課題を投げかけてくださったテル先生のおかげにほかなりません。本当にありがとうございますm(__)m

最終回に向けての今日の課題に、何とか自分なりの答えを出そうと取り組んでいますが、難しいです。なんとなく、ではなくて、きちんとした理由がわかる…これから勉強すべき課題かな、と思っています。解説を読むのが待ち遠しいですが、もう少しがんばってみます(^^ゞ
3. Posted by テルさん   2008年05月28日 09:42
 さすが分身コテルさん。
(2)は正解ですね。
(1)は、|Dm7 G7|をDペダルにするか、逆に「Gm7」(Bass C)にすれば解決します。
 本文にも書きましたが、最後に見直して調整することが大切です。
 さちぴょんさんは、出来ましたか?
 もし出来なくても安心して下さい。これはプロでも、ここまで考えている人は少ないと思いますよ。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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