2008年04月20日

コード進行の課題です

 〜NHKジャズピアノ講座(5−2)〜

今回は、新企画(その2)です。

「放送前に予習を!」という試みで
         あなたに宿題を出します。

対象者は、ジャズ理論学習者(中級〜上級)です。
(初心者も自分なりのレベルで挑戦して下さい)

ジャズ理論を学ぶと、
   このような課題が出来るようになります。

では、スタートです。

         ☆

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

第5回目レッスン、4月30日(水曜日)放送予定。

テキストの45ページを開いて下さい。
<譜例5−6>「きらきら星」

この曲に、ジャズのコード進行を付けて下さい。

「何だ、こんな単純な曲か、つまらない」と
絶対に思わないようにね。

メロディーが単純な程、多くのコードが付けられます。

あなたは1つのメロディーに
       沢山のコード進行を付けれますか?

この課題は、ものすごく勉強になりますよ。

46ページ<譜例5−7>を見て下さい。
   この例のようなものを、あなたも作りましょう。

ただし、これは、あくまでも1つの例です。

まだまだ可能性は、沢山ありますよね。

それから<譜例5−7>は、
すべてのコード進行が理論的に説明出来ます。
気分で勝手に付けたものではありません。

ジャズ理論を学んだ人は分析してみて下さい。
勉強になります。1つずつ説明していくのです。

そして、あなたの付けたコード進行も
      すべて理論的に説明出来ること。
「何となく付けました」などの
       「いい加減」ではダメです。

平均的に1小節にコードを2つ、
たまに1つ(3〜4つ)の小節があってもいいですよ。

コード付けの課題は、他の人と、
     まったく同じ答えになることはありません。

どこかの小節が同じになることはありますが、
    基本的には、みんなが違う結果になります。

あなたも自分流のコード進行を付けて下さい。

それがジャズ・ピアニストの精神です。

        ☆

<コード進行付けの心得>(下準備)

まず<形式>を調べます。

A1(8) B(4×2=8) A2(8)

「A1」と「A2」はメロディーが同じですね。

しかし、コード進行は「A2」では変えて下さい。
<譜例5−7>「A1」「A2」を比べてみましょう。

「B」は、4小節のメロディーの繰り返し。

この場合も2回目は部分的、または全部を変えます。
<譜例5−7>を参照して下さい。

          ☆

〜<譜例5−7>レベルのものを作れる条件は〜

同じメロディーに沢山のコード進行を付けられる人。

自分が付けたコード進行に対して、
        すべて理論的に答えられる人。

しかし最初は、理論的に正しくても何か変なのです。

指導してもらえば、ちゃんと出来るようになります。
(学習途上の人は全員、これに当てはまります)

そうすると、この課題を見事に完成出来る人は、
             かなり上級者です。

この課題、決してバカに出来ないでしょう?

しかし、せっかくの機会ですから、あなたも気分だけは
ジャズ・ピアニストになったつもりで、挑戦して下さい。

最初から完璧に出来る人など1人もいません。

初心者でも今はフィーリングのみでいいです。

そのかわり、耳でよーく聴いて、
    自分の感覚にピッタリのコードを選んで下さい。

沢山の課題をこなすと、少しずつ感じがわかってきます。

いつかジャズ理論を教わって、今回の自分の解答を
   明るく笑えるような日が来ることを祈っています。

では、気楽に楽しんで「コード付け」に挑戦しましょう。

   ===============
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terusannoyume at 23:57│Comments(2)TrackBack(0) NHKジャズピアノ講座 

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この記事へのコメント

1. Posted by ジャズおじさん   2008年04月21日 21:18
初めて書込みします。東北の田舎でジャズピアノが好きで趣味でやってきて30年。でもさっぱり上手になれません。最近、ピアノ教室の若い先生にジャズピアノを教えてと言われてインターネットで資料を探していたらテル先生のブログを見つけました。思い起こせばキーボードマガジンの創刊号からのテル先生のアドリブ講座を大変、面白く読んでいたのを思い出しました。雑誌がまだあったのであらためて読み直しましたがあの当時と変わりない文章をうれしく思いました。同世代のアマチュアですがこれからも応援しますので頑張ってください。
2. Posted by テルさん   2008年04月22日 00:36
 30年ですか?ベテランですね。でもさっぱり上手くならない?独習は難しいですからね。このブログが少しでも役立つといいのですが…。
 教えることになって資料〜ということですが、最近このブログで書いているNHK講座のテキストを、ぜひ購入して下さい。自分の勉強も、教える時にも両方に使えますよ。
 明日23日(水)昼の再放送と夜の番組を録画して下さい。
 テレビの映像、テキスト、付録CD、そして、このブログ。もう最強の教材になります。画期的な試みですから…。
 創刊号の話。古い雑誌を今も持っているなんて!懐かしいですね。
 コメントありがとう。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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