2008年02月04日

上達のための大切な心得(2)

前回はメジャー・コード(長三和音)を下から順に弾いて行き、
元に戻る課題を例にして説明しました。

とても大切な基本課題なのに、
「ほとんど人が弾けない、やらない」という話でしたね。

さて、今回は(当然ですが)、
マイナー・コード(短三和音)でも練習します。

「Cm」(基本型=ド、♭ミ、ソ)
第1転回型(♭ミ、ソ、ド)
第2転回型(ソ、ド、♭ミ)
オクターブ上の「Cm」(基本型=ド、♭ミ、ソ)

以上の順に上がって行き、
続けて、これを逆に下降して始めの和音に戻る。

この課題を完全4度ずつ12キーで弾きましょう。

以下の順です。

♪完全4度上行。
|| Cm | Fm | B♭m | E♭m |
| G♯m | C♯m | F♯m | Bm |
| Em | Am | Dm | Gm ||

各キーで「Cm」の例と同じように、基本型、転回型を
なるべく速いテンポで弾いて行って下さい。

ここまでの話は前回の課題を、
マイナーに置き換えただけですからわかりますよね。
     
          ☆

ここからは、前回は言わなかったことです。

コードの練習は大きく分け2種類あります。

1.和音としてコード構成音を同時に弾く。

「C」のコードなら「ド、ミ、ソ」を同時に弾く。
これが普通に考えるコードですよね。

2.分散和音

ひとつ一つの音を単音で弾いて行く。
例えば、「C」のコードを3連符で、
「ドミソ、ミソド、ソドミ、ドミソ(オクターブ上)」
「ソミド、ミドソ、ドソミ、ソミド(オクターブ下)」

メロディーとして使う時は単音で弾きますからね。

即興演奏では、この練習が大変重要になります。
これを応用して装飾するとフレーズになります。

       ☆

以上、基本コードの練習は、コードとして同時に弾く、
そして、次に分散和音の練習もやって下さい。

メジャー・コード(長3和音)、マイナー・コード(短3和音)
それぞれ12キーで弾けた人は先に進んで下さい。

次は、4和音ですよね。7thコードなどです。

terusannoyume at 00:25│Comments(2)TrackBack(0) 愛と感謝の即興演奏法 

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この記事へのコメント

1. Posted by マリア   2008年02月04日 05:21
5 基本練習が大事ですね。適当に弾いて弾けるつもりになっていたのは私だけ。間違ってもそのままでした。上達しないわけが分かりました。
先生の基本練習をやってみると頭がスッキリしました。しかし片手ずつしか弾けません。両手ですよね。

夢が叶うまでには時間かかりそうですが基本を大事に練習してみます。
2. Posted by テルさん   2008年02月04日 06:12
 決して「私だけ」ではありません。長年指導していて、ほとんどの人に当てはまるので書いたのです。
 練習方法は自分に合った方法を工夫して下さい。最初は片手ずつでも構いません。出来る所から始めればいいです。
 曲などと並行して、のんびりと練習しましょう。それから曲を弾く時も今後は気を付けてチェックして下さいね。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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