2007年10月13日
童謡ジャズ・ピアノ講座(6)
ジャズ・ピアノ「夕焼小焼」(6)
前回(5)からの続きです。
教材77ページ、ソロ・ピアノ用、3小節目。
Dm7のベースを見て下さい。
3度下のコード、Bm7(♭5)に進行する時、
♭7の音を経過的に使います。「ド」の音。
| レ ド | シ ミ |
コードネームには、(BassC)と書いてなくても
自動的にこのように弾きます。
ただし、メロディーも「ド」の場合は別のラインを考えます。
4小節目、E7、上の「ソ」は♯9、「ファ」は♭9です。
5小節目、Amの「シ」は、9です。
♭3と半音で不協和音程を作っています。
C7は、(Bass G)ですね。
3〜4小節目と同じような感じで、
Am7から3度下のコード、F♯m7(♭5)へ行くので、
その間にベース「ソ」を経過的に使っています。
コードネームがなければ、Gm6みたいですね。
6小節目
F7はB7の代理コード。「ソ」は9です。
7小節目は、ちょっと複雑ですね。
Em7 = 1,5,♭7,9,♭3
E♭7 = 1,13,♭7,9,3
Dm7 = 1,♭7,9,♭3,5
D♭7 = 1,♭7,9,3,♯11
8小節目
4拍目、G♭7は、FM7に行くためのC7の代理コード。
「♯ソ」は9、普通なら「♭ラ」ですが、
次の小節の「ラ」に解決するアプローチ・ノートとして
「♯ソ」で書きました。
〜 続く 〜
前回(5)からの続きです。
教材77ページ、ソロ・ピアノ用、3小節目。
Dm7のベースを見て下さい。
3度下のコード、Bm7(♭5)に進行する時、
♭7の音を経過的に使います。「ド」の音。
| レ ド | シ ミ |
コードネームには、(BassC)と書いてなくても
自動的にこのように弾きます。
ただし、メロディーも「ド」の場合は別のラインを考えます。
4小節目、E7、上の「ソ」は♯9、「ファ」は♭9です。
5小節目、Amの「シ」は、9です。
♭3と半音で不協和音程を作っています。
C7は、(Bass G)ですね。
3〜4小節目と同じような感じで、
Am7から3度下のコード、F♯m7(♭5)へ行くので、
その間にベース「ソ」を経過的に使っています。
コードネームがなければ、Gm6みたいですね。
6小節目
F7はB7の代理コード。「ソ」は9です。
7小節目は、ちょっと複雑ですね。
Em7 = 1,5,♭7,9,♭3
E♭7 = 1,13,♭7,9,3
Dm7 = 1,♭7,9,♭3,5
D♭7 = 1,♭7,9,3,♯11
8小節目
4拍目、G♭7は、FM7に行くためのC7の代理コード。
「♯ソ」は9、普通なら「♭ラ」ですが、
次の小節の「ラ」に解決するアプローチ・ノートとして
「♯ソ」で書きました。
〜 続く 〜
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この記事へのコメント
1. Posted by スズラン 2007年10月14日 02:58
なんだか難しそうで理論的に考えるとさっぱりわかりません。
ジュニアに聞くと分かっているようです。でも、コードネームが今ひとつで
属七とか減七とか、1度とかもっと難しい
私には分かりませんが、そんな呼び方で複雑な読み方をしていました。ジュニアはどうも、完全に習っていないコード進行不協和音を平気で使うのできっと感覚なのでしょうね。もう私は、子供の頃のように感覚でっていうのはできません・・・。
その分、年の功である私は、スピリチュアルなことに関しての感覚は少しずつでありますが、変化し始めコントロールのコツも分かりかけている感じです。
まだまだダメですが・・・。
ジュニアに聞くと分かっているようです。でも、コードネームが今ひとつで
属七とか減七とか、1度とかもっと難しい
私には分かりませんが、そんな呼び方で複雑な読み方をしていました。ジュニアはどうも、完全に習っていないコード進行不協和音を平気で使うのできっと感覚なのでしょうね。もう私は、子供の頃のように感覚でっていうのはできません・・・。
その分、年の功である私は、スピリチュアルなことに関しての感覚は少しずつでありますが、変化し始めコントロールのコツも分かりかけている感じです。
まだまだダメですが・・・。
2. Posted by テルさん 2007年10月14日 03:38
どの分野でも初歩から学べば理解出来ますよ。ここでの説明文も、もっと初心者用に分かりやすく書けますが、そうすると大変に長くなってしまいます。
ここで使っているコードが中級者以上ですから、ある程度わかっている人を対象に書いています。
初心者用には即興演奏法を連載していますしね。
それから属七などの用語はクラシックの和声学ですね。
音楽も霊感も少しずつの進歩でいいのですよね。マイペースで進めて下さい。
ここで使っているコードが中級者以上ですから、ある程度わかっている人を対象に書いています。
初心者用には即興演奏法を連載していますしね。
それから属七などの用語はクラシックの和声学ですね。
音楽も霊感も少しずつの進歩でいいのですよね。マイペースで進めて下さい。