2007年09月22日

正直者と普通の人達?

「のだめ」はADHD?

前回の上記タイトル投稿記事「コメント」に
当事者や家族の方たちが書き込んでくれました。

参考になるので、ぜひ読んでみて下さい。

           ☆

ADHD(注意欠陥多動性障害)の「多動性」とは?

学校の授業中に大人しく座っていられない。
我慢すると貧乏ゆすりをしてしまう。
我慢出来なくて教室内を歩きまわる。(授業中なのに)
または外に行ってしまう。

「これは明らかに問題だ!」と言うことになり、
ADHDと診断されます。

でもね、授業が面白かったら外に行ったかなあ?
つまらないから外に行った「素直」な子なのかも?

ひょっとして先生もいけないのでは?

つまらない授業を仕方なく我慢して、
他のことを考えながら聞いている子は「良い子」?

心の中で思っていることは言わず、行動せず、
本心ではないことを言う(または行動する)人は「良い人」?

「それはそうかもね?」
だってね、会社でみんなが本心で意見を言ったらまとまらないよね。
我慢、我慢。本心は隠す。それが「良い人」!

でも、ストレスがたまって病気になるよね?慢性病とか・・・。

「え!対策はある?みんな実行している・・・?」

会社の帰りに飲みに行き、そこで上役や社長の悪口を言う。
なるほど、それで発散。病気もそこそこで済み、給料だけはもらう。

我慢して、悪口で発散して、お金だけはいただく「良い人」。
正直に言ってしまった人、行動してしまった人は、
「悪い人」どころか「障害者」?

集団生活では仕方ない面もあるよね。我慢しなきゃ。

でも、ADHDの人は「正義感が強い」こともあって、
つい言ってしまい人間関係が上手くいかない場合もあるみたい。

1回(または数回)上手くいかないと、あきらめて、無気力、
心を閉ざす、引きこもる場合もあるかもね。

我慢することも必要な時も沢山あると思う。
でも、正直な子、または大人に「障害」のレッテルを貼るのは変?

だって正直な人から見たら、「我慢の人」の方が余程「変」だよ。

我慢の人=95%、正直者=5%

圧倒的に少ない方が「おかしい」「変わり者」「障害」。

「本当にこれでいいの?」

ADHDの本を読んでいると、誰にでも当てはまることって
沢山あるよ。

みんなで、もっと勉強して、理解したいよね。

            ☆

多動性と、多動性のないADDの話をしようと思って書き始めたら
別の方向へ行ってしまいました。
ADDについては、また別の機会に書きますね。

どちらにしても、みんなで理解出来るように学びましょう。

terusannoyume at 08:22│Comments(2)TrackBack(0) 心の障害?才能だよね! 

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この記事へのコメント

1. Posted by masu   2007年09月22日 11:44
障害とは、本人が生きる上で障害と感じるかどうか(不都合があるか、苦しいか)が基準になるのが本来だと思うのですが、社会や本人以外の人たちが基準になっています。

だから、医療や社会の複雑化に従って「○○障害」や「○○病」が増える毎に、該当する人は生き難くなります。

あべこべですね。

社会に人がフィットさせられるより、人に社会がフィットすることを願って止みません。
2. Posted by テルさん   2007年09月23日 09:40
masuさん、ありがとう。私が長い文章を書いても何だかまとまらない内容を、短い文章で簡潔に上手く表現されていますね。私も「これが言いたかった」気がします。
 このブログで「ちょっと違うんじゃないの?」ということを言って行こうと思っています。これからもよろしく。 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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