2007年08月27日

ADHDを取り上げた理由

最近、新しいタイプの子供達が生まれて来ています。
いや、かなり前からも生まれていたのですが、
学校などで問題になり始めたのは最近になってからです。
子供に接する職業、ボランティアの方はわかりますね。

ADD、ADHD、アスペルガーなどの高機能自閉症の新人類。
この子供達は重要な役目(任務)があって生まれて来ています。
その話は長くなりますし、深い意味がありますので、
いつか、じっくり説明したいと思っています。

ただし、その話を理解するには、
常識しか信じていない人には無理です。
話が急に飛躍し過ぎますので。

そこで、今は「常識の範囲で」学べることを学びましょう。

この「常識の範囲で」すら、まだ知らない人が多過ぎます。

「障害」というレッテルを貼られていますが、
「知的障害」「言語障害」がありませんから
普通の子供達と見分けが付かず、見た目は同じです。

では、何が違うかと言うと、
ちょっと「個性的」、あるいはスゴク「個性的」?
ちょっと「人付き合いが苦手?」
知能指数は、普通の子よりも上の子がいたりする。

そして、音楽や絵、芸術関係、創造活動、パソコンなどに
優れた才能を発揮する場合が多いようです。

<私が、なぜ、このブログで取り上げるか?>

「第1の理由」は、
ADHDは子供だけと思われていましたが、
「大人のADHDもある」のです(最近わかったらしい)。
男女に関係なく、どちらもいます。
そして、未だに本人が気付いていない。

一般的には5%、20人に1人だそうです。
しかし、このブログを読んでいる方は、ピアノ(音楽)に興味があり、
さらにパソコンも扱えるから、今、この文章を読んでいますよね。

そうすると、私の想像では20人に4〜5人の割合、
つまり4〜5人に1人は当てはまるかもしれません。

もしも、当たったら喜んで下さいね。
だって「障害」ではなく「才能」なのですから。
(私も多分、どれかです。または合併症も有り得ます)。

以前、話しましたよね。
モーツァルト、ベートーヴェン、ジョン・レノンなどが
ADHDではないかと言われているのですよ。
そんな天才達と同じ人種なんて名誉あることですよね。
特に音楽やる人は。。。

これも、以前書きましたけれど、
どこからかメロディーが聴こえて来る現象、
これって「障害」?
音楽家にとっては、最高の「才能」ですよね!
(注意、全員が聴こえる訳ではありませんよ)

            ☆

「第2の理由」は、
大人の理解がないと、その子の才能が発揮出来ない。
才能をつぶしてしまうということです。

つまり、ピアノの先生がADHDなどに理解がなければ
せっかくの才能に気付かずに、つぶしてしまうのです。

このブログ、「ピアノの先生」も読んでいると思います。

ですから、取り上げなくてはいけないテーマなのです。

話が長くなりました。
「第2の理由」については、別の機会に続けますね。

terusannoyume at 07:39│Comments(21)TrackBack(0) 心の障害?才能だよね! 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by SOFOUR   2007年08月27日 15:12
やっぱりそうなんですね。新人類? いわゆるニュータイプですか!?知りたいです。これからは人そのものが変わらない限り地球がほんと危ないですよね。
2. Posted by テルさん   2007年08月27日 17:56
SOFOURさん、あなたはスルドイ方ですね。いきなり核心にふれてきましたね。そうなんです。もう地球はダメなのです。旧人類が意識のレベルを上昇させないとね。2012年まで、あと数年です。大人でも感覚のスルドイ人は少しずつ目覚めて来ていますが、まだまだほとんどの人達は眠っている状態なんです。
3. Posted by きらりん   2007年08月27日 22:55
テル先生、2012年に何が起こるんでしょう?次元上昇ですか?私は4月にあるヒーリングを受けた時に、その事を知って衝撃も受けました。
でもよくわからないので楽観的に考えていましたが…。テル先生に出会ってから、またまた気付いて意識が変わって、波動が上がっているような気がします。ありがとうございます。
 ADHDというのは知りませんでしたが、どこか心当たりがあり、これまた衝撃を受けています。DVD『モーツァルトとクジラ』借りてきました。(本日100円☆でラッキーでしたぁ(^∇^))明日見てみます。
4. Posted by 子育て相談ママ   2007年08月27日 23:00
ニュータイプの子供達は人をイラっとさせるのが得意です。でも、本人達はそんなつもりは全くないようですが、親ですらイラっと、することが多々あったり・・・親失格(T-T)
大人の理解か・・・考えさせられます。
5. Posted by テルさん   2007年08月28日 00:36
きらりんさんへ。
 すごいですね。「次元上昇」知っていたのですね。しかも、ヒーリングまで受けていたなんて。それで私が少しのヒントを与えたら自分で気付いて波動を上げれたのですね。納得しました。
 今後、もっと波動があがりますよ。
 今、地球自体の波動がどんどん上昇しているそうです。その影響を私達が受ける訳ですからね。
 DVDが100円なんて!本当にラッキーですね。ADHDなどの情報もどんどん提供しますから学んで下さい。
 
6. Posted by テルさん   2007年08月28日 01:00
子ママさん、親失格ではありません。誤解ですよ。
 私は「イラッとしたり、怒ってはいけない」なんて1度も言っていませんよ。「悪いことをしたら」どんどん怒って下さい。必要なことです。
 私が言った「理解」は、その子の才能に気付き、伸ばしてあげる。少なくとも才能をつぶすようなこと(周りの理解不足で)はしないようにしようと言ったのです。
 この問題を取り上げ始めて日が浅いので、記事数も少ないから、皆さんもよくわからないと思います。これから具体例を上げて話を展開していく予定です。
7. Posted by m   2007年08月28日 22:14
どうも、mです。ここで、2012年の話が出るとは、ちょっと驚きました。2012年の話は、以前、ラジオで谷村新司さんが自身の番組で、詳しくは言えないけれどと言って、なぜ、自分は歌を作り歌っているのかと調べているうちにいろいろ分ったと言っておりました。でも、私は、まだそれより前に、バンドのリーダーから、聞いていたのです。本当に詳しいことは、聞いてはいませんので、その話とテル先生の話と繋がりがあるのか、はっきりとしませんが・・ただ、2012年は一致しております。
       
続く


8. Posted by m   2007年08月28日 22:15
それと、実は、3年くらい前からですが、レコードプレーヤーを貰ったことが、きっかけのひとつになって、また、古いレコードを聴いてみようと、でもCDが手にはいるなら、それもいいかなと思い、少しずつですが、CDも、手に入れています。近いうちに全部書きますので、答え合わせ(笑い)してください。

でも、不思議な感じですね。グラスのブルーアランフェスを見つけたのは、中古レコードの中からなのです。何気なく見つけ、とりあえず買っておこうと。でも、聞き始めてから3分もしないうちに、大あたり!!!その時から、ブルーアランフェスとテリーハーマントリオが刷りこまれたのです。
それが、こうして、長い時間を経て、テル先生ご本人と話ができるなんて・・。

遅くなりましたが、当方は1956年生まれです。
それでは、また。
9. Posted by テルさん   2007年08月29日 00:39
mさん、2012年と言ったら、この大問題しかありません。ラジオで「詳しくは言えない」と言ったのは、一言では説明出来ませんし、たとえ言えてもパニックになる。どちらにしても言えません。
 でも、このブログの読者は少しずつ気が付いていたようですね。資料を紹介しましたので、ぜひ読んで下さい。
 それから、テリーのリストも作り始めています。近い内に発表しますので、もう少し待っていて下さい。
10. Posted by スズラン   2007年08月29日 11:45
3歳なるかならないかの時にオルガンを両手で弾いて楽しんでいる姿を見て1年間4歳5歳あたりにグループのオルガン教室に通ったのですが、直ぐマスターできたので、1年で覚えることを、1ヶ月も経たないうちに弾いたり覚えたりしていたので、先生が早くグループをやめて本格的にピアノを習ってくださいとのことで子供なりに嬉しくてたまらなかったのですが、家の事情で引越しやらでブランクがあり小学2年生なるかならないかまで習いに行かずに何故かピアノは習わずにエレクトーンを習うことになりました。とてもとても、弾く事が好きで教室の中でも期待がかかっていたのですが、
中学生になるかならないかあたりで即興の練習をし始めた時に私は、音楽が嫌いになりました。
11. Posted by スズラン   2007年08月29日 11:55
先生は、多分資格をとってもらうために正当なコード進行、メロディーなどを求めていたのでしょう。その時私は、気付かなかったのですが、今で言う現代曲を即興で作ったりしていたので何度も何度もたたかれたり、言葉の暴力があって、2小節からのメロディーから展開していくのですが、何故そんな風にメロディーが展開するの?頭おかしいんじゃない?今まで何を学んだの?馬鹿じゃない?などなどとにかく子供なりに今まで簡単にやればやるだけどんどん出来ていたことがこんなにまで苦しい思いをしないとできないと言う事は、もう限界なんだと怖くなり、親には、電車で1人夕方に通うのは怖いからなどの理由にしてやめてしまいました。
12. Posted by スズラン   2007年08月29日 12:04
まだしつこく続きです。
そんな話を昨日母親や姉夫婦と話をして記憶が戻ってきて、初めて親に告げました。ビックリしていました。その時に先生の状況も教えてくれました。かなりいれこんでいただいていたらしいです。でも、親は、決して自慢せず、先生に迷惑かけずにひっそりと習いに家の近くの教室をやめて電車で1人で通うようにしたらしく、やめるときも先生が泣いていたらしいです。いつかは後悔するはず、あの子は音楽から離れられないはず・・と。凄く申し訳ないやめ方をしてしまったので私は、ずっと心の隅に気持ちを眠らせていました。未だ続きはありますが、長くなりそうなので・・・。
13. Posted by スズラン   2007年08月29日 12:14
そんなこんなで色々あった分、今があると思っています。そうです。ジュニアが私の経験を生かして色々な壁があっても自分の経験を生かして失敗しながらも、喜びをたくさんつくっていますので。ジュニアも不協和音まみれの曲を作ったりします。良かったら、テルさん、小学生の時に作った曲をみていただけませんか?今はもう前のような曲は出来ないと言っています。大曲を作ったときは自分が自分じゃなくなる時に作れるらしいです。ジュニアには私みたいなようにはならないように弾くだけではなく、楽典も早く学んでいるので私の経験も意味があったと思います。
14. Posted by テルさん   2007年08月30日 02:13
 ジュニアが小学生の時の曲、ぜひ送って下さい。楽譜か音源があるのですか?「日本のうた」に住所が書いてあります。
「自分じゃない」と言っている。正にそれですよ。究極の作曲技法。誰かが作っている?出来ているものが降りてくるのですよね。
 スズランさんのレッスン体験報告は貴重です。親が見た先生の様子まであること。つまりヒステリーで怒った訳ではなく、物凄く期待していた結果。(子供の視点では、ただの怖い先生)。
 そして子供はヒラメキ(右脳)で作曲している。先生は思考(左脳)で作らせようとする。それが悲劇の原因。子供は傷付き、やめた。先生は泣いた。誰かが気付いていれば悲劇は起きなかった。私が「先生は子供を理解して」と言うのは、正に「これ!」。でも大きな視野の先生じゃないと気付けない。悲しいですね。残念。 
15. Posted by スズラン   2007年08月31日 08:58
はい、楽譜と音源どちらもあります。楽譜のみの曲もあります。とにかく、曲名を見ると、今、まさに考えないといけない曲かもしれません。年齢が大きくなるにつれて理解しがたい音使い、少し戦いめいた曲想部分もあります。そうなんです。ジュニアは、少し、サイキックめいた所もあって精神面も早く成長していたせいか多感な時期が5年生あたりからありまして・・・。ジュニアの姉は、いまだにピュアでジュニアが作った曲を受け入れない時があります。わんこも、5年生に作った曲を聴くと興奮する時があります。ピアノもグランドピアノに買い替えて数ヶ月で低い弦をきったことが数回あります。調律の方がよく練習して切れた雰囲気ではない、こんな低い弦がいとも簡単に切れるとは・・・そんな感じが究極の曲を作り上げた時に起きる現象です。
16. Posted by スズラン   2007年08月31日 09:12
それと、曲を仕上げる前後は必ず、体調を崩していました。又そのお話は後ほどに・・・。
ジュニアの姉は、本当に癒しの子供です。ピュアすぎて心配になるくらいです。音と光に敏感でジュニアには無い感性をもっています。ジュニアは、また違う面もあります。ジュニアの先生は、昔の私のお世話になった先生とは違い自由に曲を作る事が出来ましたが、期待が大きいのは共通しています。今までも色々ありました。でも、なんとか、のりきることが出来ました。今からどうなるか分かりませんが、一緒に失敗もしながらでも学びに気付き楽しくやっていこうと思っていますよ。
17. Posted by テルさん   2007年09月01日 06:45
お姉ちゃんとワンちゃんが聴けない曲、弦を切る、体調を崩す。天使とは反対側から来た曲かもしれませんね。ジュニアがその頃、何かに対して怒っていたことがあったとか、他に何かあるのかも?
 お姉ちゃんは絵を書かないのですか?音楽の演奏は?何か才能ありますよね。
 詩を書くとか。何かものすごく能力を発揮出来る分野があるはず。
 もう見付けていますか?
18. Posted by スズラン   2007年09月01日 09:28
そうなんです。天使の反対側からおりてきた曲で怒り、狂気、このままだと戦争になるという人間へのメッセージの曲です。曲名曲想を知ると、納得いくかと思います。音にも、知らず知らずのうちに意味のある音使いをしているらしく、個性がきつくて受け入れない箇所があるかと思います。小1から作っていますので良かったら、全部見ていただけたら有難いです。凄くどんどん変化がありますよ。曲名もユニークですから・・・。小1あたりは、まだまだピュアなままの曲ですよ。あっまちがえました。幼稚園からでした。物置から出して探してきます。
19. Posted by 豆子   2014年03月04日 03:42
テル先生、初めまして。

ジャズが全然うまくならなくて、また日本での生活にも閉塞感を持つようになり、思いきって脱サラしニューヨークに来ました。

運よくたまたま素晴らしい先生に出会い、暖かく、熱心に指導してくださり、彼女は希望を与えてくれました。

ADHD とアスペルガーかもしれないと思うようなトラブルが最近ありました。
20. Posted by 豆子   2014年03月04日 03:48
ジャズ理論を勉強していてバッタリ、テル先生のサイトに遭遇しました。

面白くていろいろ読んでみるとADHD などのことも書かれていたのでびっくりしました。

ジャズに初めて目覚めた15年前から頭の中は常にアドリブを作っては修正の繰返しでした。
このブログを見てやはり私は人と違うと思いました。
21. Posted by 豆子   2014年03月04日 03:54
私には人と違うところがあるけれど、
それを個性として生きることが与えられていると思いました。

ジャズを通して体現していくことがきっと魂も喜ぶのだと思います。

かなりのアマチュアレベルでニューヨークに来たので周りからは笑われますが、こちらでは個性が非常に大事なので、私は学ぶことが多く、良かったです。

テル先生、励ましと勇気をありがとうございました。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集