2007年08月05日

不思議な現象?

8月1日(水曜日)は、ライヴの日でした。

その日の午前中に、
なぜか?「今日は、この曲を演奏しよう」と思い、
ベース用の譜面を書きました。

「津軽海峡冬景色」

冗談ではありません。
私のレパートリーは日本の曲が半分以上です。

例えば、
「ゆうやけこやけ」「七つの子」「荒城の月」「浜辺の歌」
「夏の思い出」「通りゃんせ」などの童謡。

これらの曲は、
テリー・ハーマン(テル先生)のCD「日本のうた」
に録音しましたが、
残念ながら現在は廃盤になっています。

しかし、楽譜(曲集)は、
同じタイトル「日本のうた」(坂元輝 編 ・著)で、
中央アート出版社から現在も売られていると思います。
興味があったら見て下さい。
大きな楽器店の楽譜売場にあると思います。
ジャズ・ピアノのコーナーです。
(またはネットで検索してね)

「え、ジャズ・ピアノ?」と思うかもしれませんが、
原曲のコードではなく、
ジャズのコード進行にアレンジしています。

曲集とは別に、普段ライヴでよく演奏する
「いとしのエリー」(サザン)
「赤いスイートピー」(松田聖子)
「あの日にかえりたい」(ユーミン)
なども、ジャズ・ピアノ・トリオ用にアレンジしています。

「津軽海峡冬景色」は、
この日だけ限定で演奏しました。

なぜ「この日だけ限定なのか?」
自分でも理由は、わかりませんでした。

   ☆      ☆

ライヴが終り、夜遅く帰って来て、
テレビを見て知りました。

その日、作詞家 阿久 悠さんが、
あちらの世界に帰られたことを。

「そうだったのか!」

「津軽海峡冬景色」の作詞は、阿久 悠さんです。
私がよく弾く「北の宿から」も阿久さんの作詞です。

これで謎が解けました。

なぜ、その日だけ「津軽海峡〜」を弾いたのか?

「偶然?」
「いや必然!」

実は、私は、このような「シンクロ」がよく起きます。
(ユングのいう「シンクロニシティ」の略で、
 日本語に訳すと「共時性」と言います)

いままでも
「こういう情報が欲しいな」と思うと、
「どこからともなく入って来る」
という経験が沢山あります。

「インスピレーション」とは違いますが、
不思議な現象っていろいろあるのですね。

terusannoyume at 04:16│Comments(6)TrackBack(0) ライヴ楽屋裏話 

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この記事へのコメント

1. Posted by スズラン   2007年08月05日 16:28
5 ビックリです。
同じような現象が多々あります。
こちらは、つい最近では、世界最大級の橋をジュニアと見学に急に7月に入って行きたくなり予約をとって先月27日に偶然にとる事が出来、一般の方がいけない通路で見渡した時に何故か色々な胸騒ぎがしていました。ジュニアの夏休みの自由研究の題材として仕上げたのですが、仕上げた日に外国で橋の事故がありました。あの橋も偶然にもその橋も調べていたのですよ。ジュニアも様々な現象がありました。話せば長くなるのでこちらには書ききれません。私は、眉間辺りで察知します。すみません。変なお話になりました。聞いていただけるのなら、又メールさせてくださいって何を熱く語っているのでしょうか・・・ですよね。
2. Posted by テルさん   2007年08月05日 23:56
みんなにも偶然のようなことが起きていると思います。ただ、それに本人が気付いているか、いないかですね。スズランさん一家は、特にいろいろありそうですね。時間があったらメールで報告して下さい。どんな話でも、じっくりと読ませてもらいます。
3. Posted by ぴょんぴょんビバップ   2007年08月06日 19:32
5 こんにちは
ぴょんぴょんビバップと申します♪

私も偶然に本当に驚いています

実は昨日てる先生のCDと童子の絵の付いた
「日本のうた」の楽譜を注文したのです。そしたら、なんとっ

今日の先生のブログに「日本のうた」の話題がっ

スズランさんの話しに比べますと規模が小さいですが(笑)

不思議な話つながりということで…
4. Posted by テルさん   2007年08月07日 07:14
楽譜を注文してくれたのですね。ありがとうございます。何か質問があったらコメントに書き込んで下さい。
これも立派な偶然です。いや、これからは「偶然」という言葉は「必然」と置き換えた方がいいですよ。
5. Posted by ヒマジン   2007年08月07日 13:32
そういうのって、シンクロって言うんですよね。みなさん、いろんな体験なさっているようで、面白いです〜。
私も、何かしらしょっちゅう起こります。欲しいと思っていると、簡単に手に入るとか、気になっていると、電話がきたり、情報が入ったり。でも振り返ると、絶対にそのときに必要なことばっかりだったなーって、良いタイミングで事が運んでいる気がします。
今日は、アンパンマンの大きなぬいぐるみが欲しいと思っていたんですけど、チラシに、数量限定特売と書いてあり、それから宝くじも忘れていたんですけど今日までって見てしまったので、今から買いに行こうかなと思っているところです。
6. Posted by テルさん   2007年08月08日 03:00
ヒマジンさん、立派に「シンクロ」体験しているではありませんか。それは偶然ではないのですよ。思い出せば、もっと出て来ますよね、きっと。
正式には「シンクロニシティ」といい、「意味のある偶然のこと」をユングがそう呼んでいます。日本語では「共時性」とか「同時性」といいます。
人間の能力ってすごいでしょう?必要なものは呼び寄せるし、「虫の知らせ」で何かを感じ取る能力もあるのですよね。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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