2007年07月31日

愛と感謝の即興演奏法(6)

ベートーヴェンの「月光」知ってますよね。
今回は「月光」応用編です。

大作曲家の気分になり、
自己陶酔状態になります。
幸せな時間を過ごせます。

生徒達に聞かせると、
みんな「大喜び」です。
本当に楽しいですよ。

「さあ、あなたも幸せになろう!」

         ☆

原曲は知っていますよね?
前奏が5小節あって、メロディーが
|タンータ|ター|と入った6小節目を応用します。
原曲の楽譜を見ればわかりますよね。

原曲のように、3連符を1小節に4つ弾き続けて下さい。

<練習課題6−1>
次のメロディー(8小節)を「月光」パターンで弾きましょう。

(キーC)
|ソ|ラ|ド|レ|ミ|ファ|ミ レ|ド|


7小節目以外はすべて|タンータ|ター|です。
(各小節の4拍目から次の小節にかけて)。

7小節目のみ2分音符が2つ。

メロディーを弾く時も、3連符は弾き続けます。(原曲参照)

右手コード=[ C ] と[ Dm ]
全小節、3連符の分散和音で弾きます。

左手ベース=「ドの音」のみ
オクターブで2分音符(または全音符)、
その他、好きなように弾いて下さい。

♪前奏(1小節)
|(ソドミ)=3回、ソーソ|

最初(キーC)だけ前奏があります。

(ソドミ)を3回(3拍分)弾き、
4拍目でメロディー(タンータ)です。
(メロディーの時も3連符は弾いています)。

前奏の後は、以下のようになります。
(カッコ内)はその小節で弾く3連符です。

|ソー(ソドミ)ソーソ|ラー(ラレファ)ラーラ|
|ドー(ドミソ)ドード|レー(レファラ)レーレ|
|ミー(ミソド)ミーミ|ファー(ファラレ)ファーファ|
|ミー(ミソド)レー(レファラ)|ドー(ドミソ)ドード|→(キーF)へ

譜面には書かないで、鍵盤上で弾いて下さい。
どうしても書きたい人は、書いた後なるべく見ないようにしましょう。

(キーC)が弾けたら、次は(キーF)です。
12のキーで途中止まらずに弾いて下さい。
いつものように、完全4度上のキーへ転調します。

演奏の要点(コツ)は、

まず、メロディーの流れを覚える。(キーCで)

分散和音は、メロディー音と同じ音が1番下に来る押さえ方、
基本型、または転回型を弾けばよい。

テンポ・ルバートで自由に弾くと気持ちいいですよ。

特に各キー最後の転調前の小節は、
「rit」(次第に遅く)すると気分出ます。

          ☆

(キー F )
右手コード= [F] と [Gm]
左手ベース=「ファの音」のみ

書く必要ありません。鍵盤上で弾いて下さい。
第1回目から読んで、練習している人なら弾けます。

「まったくわからない」と言う人のために書いておきますが、
第1回目からじっくり練習すればわかります。

前のキー「C」最後の小節が、次のキー「F」の前奏にもなっています。

以下は、|タンータ|ター|の|ター|からです。

|ドー(ドファラ)ドード|レー(レ、ソ、♭シ)レーレ|
|ファー(ファラド)ファーファ|ソー(ソ、♭シ、レ)ソーソ|
|ラー(ラドファ)ラーラ|♭シー(♭シレソ)♭シー♭シ|
|ラー(ラドファ)ソー(ソ、♭シ、レ)|ファー(ファラド)ファーファ|

次は(キーB♭)
|ファー(ファ、♭シ、レ)|〜

12のキーで弾くことが目標です。
キーの順番は、いつもの通りですから、わかりますよね。

<注意>
転調を続けていると鍵盤の音域が上の方に
だんだん高くなって来ます。
適当なところでオクターブ下げましょう。
その場合、最後の小節の4拍目メロディー
「タンータ」から下げて次のキーへ転調します。

           ☆

「どうでしたか?」
「とても楽しい練習でしょう?」
私なんか、本当に陶酔してしまいます。
あなたも素敵な時間を過ごして下さいね。

「あ!そうそう、言うのわすれてた」
「月光」(原曲)は「短調」ですが、
この練習課題は「長調」ですので、
生徒達は「日光」と名付けて喜んでいます。

terusannoyume at 18:30│Comments(0)TrackBack(0) 愛と感謝の即興演奏法 

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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