2007年01月21日

ピアノは誰でも弾けるのよ!

「ジャズドラマーになるんだ!」と、
<固い固い決心>で高校1年を終えた私。
しかし、2年生になった頃から私の心は、
少しずつ変化していきました。

「ごめん、君を嫌いになった訳じゃない」
「じゃあ、何なのよ!」
「ごめん、他に好きな人が」
「嘘つき、<固い固い決心>と言ってたのに!」
タイコさん(ドラム)の声が今も聞こえます。

テルさんの「成功しなくてもいい夢の実現法」。
「非常識な成功哲学ね!」(伊狩野泰子=怒りの太鼓)
いえいえ、臨機応変の素晴らしい成功法則です。

        ☆

私は、ドラムが嫌いになった訳ではありません。
今でもドラムが好きです。
「じゃあ、何なのよ!」
私は「メロディーやアドリブを弾きたいな」と、
次第に思うようになっていきました。
「リズムも大切なのよ!みんな気が付かないけれど」

私は毎日、大学生と同じ部屋で練習していました。
音大のレッスン室ですから必ずピアノがあります。
打楽器の練習の合間、息抜きにピアノを弾きます。
基本コードで当時のヒット曲を何曲か弾きました。
オールディーズ、ビートルズ、グループサウンズ。

60年代のエレキブームの時に、私たち若者は皆、
ベンチャーズ、ビートルズに感電し、シビレました。
当然、私もシビレっぱなしのまま今日に至ります。

それで、私は簡単な基本コードを知っていました。
コード奏法なら大人になってから始めても大丈夫。
私がいつも「誰でもピアノは絶対に弾けるよ!」と
主張するのは、
「コードネーム奏法のこと」を言っているのです。

最初は、息抜きのつもりで弾いていたピアノです。
しかし、メロディーを弾く喜びが次第に強くなり、
私は、ついに、
ジャズピアノでプロになろうと決心したのです。

     ☆      ☆

夢実現は「目標設定が大切だ」と言います。
しかし「途中での軌道修正」も必要です。

「今、進んでいる道は正しい選択なの?」
「自分は本当に好きな事をしているの?」
「本当は、別のことをやりたいのでは?」

私は、本当はピアノが弾きたかったのです。
しかし、当時の私は、ピアノというものは、
「幼少の頃からやっていないと弾けない」
という間違った常識を固く信じていました。
自分には弾けないと決め付けていたのです。

息抜きのはずが本気に変わっていきました。
心の中の氷が次第に解けていくような感覚。
ジャズピアノなら弾けるようになるのでは。

人生には思い切った方向転換の時期が来ます。
私は、これが自分の生きる道と確信しました。

ここから、いよいよ私の人生は
「母が嫌った水商売の道」へと。

「ごめんなさい、おかあさま!」

terusannoyume at 06:33│Comments(2)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

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この記事へのコメント

1. Posted by 景   2007年01月21日 09:18
おはようございます

朝起きたてに テルさんブログを読むと 1日が上向き気分でスタート出来るような感じです


?
>
>
>夢実現は「目標設定が大切だ」と言います。
しかし、「途中での軌道修正」も必要です。

なるほど なるほど・・・
色々なヒントが 面白さの中にいっぱいありますねぇ

そして明日の投稿も楽しみにしてます
2. Posted by テルさん   2007年01月21日 17:54
景さん、ありがとう。

明日の投稿も楽しみにされると、ますます調子に乗ってしまいます。

このブログ、初期の頃は下書きをしていましたが、最近は直接ブログに書き込んでいます。

書くことも決まっていません。
その場その場でひらめいたことを
書き込んでいます。

ですから、自分でも何が出てくるのか、どのように展開していくのか、ワクワクしています。

ジャズのアドリブみたいです。その時の気分で好きなように弾く(書く)。

筆者であり、読者でもある。
自分でも明日の投稿が楽しみなんです。

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プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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