2018年12月28日

分析も必要だと思うけど

自分がこれから弾く曲や
いままで弾いた曲を分析して
隅々まで理解するといい。

という話をしたらね、
「頭でっかちの音楽になるから
必要ない」という人がいて、
びっくりしたことがある。

クラシックしかやっていない人だけど、
分析などやったことがない人だから
演奏中もずっと理論を考えて弾くと
思っているらしい?

演奏中は今までどおり
演奏に集中すればいいんだよ。

練習や準備の段階で、
感覚的だけの理解より、
それプラス
理論的な理解も出来たら
理解の幅が広がるよね。

両方出来た方がいいと思うのだけど、
いろいろな考えの人がいるから
決して押し付けないけれどね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(1) コード進行の勉強 | 効果的なアドリブ上達法

2018年12月27日

曲を効果的に覚える

「曲をなかなか覚えられない」
という人がよくいるけれど、
丸暗記しようとするから出来ないんだね。

理論を勉強して、曲を分析する。

その曲の隅々まで理解すると覚えられる。

何百曲でも覚えられるし、
忘れない。

音楽的な意味も分からずに、
丸暗記はダメだよね。

そのためにも理論を勉強しよう。

曲を構成するすべての要素を
理論的に覚えることが上達の秘訣だ。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(2) コード進行の勉強 | 効果的なアドリブ上達法

2018年12月26日

コード進行を覚えるには

今回は次の段階に進もう。

ある曲を弾こうと思ったら
まず左手のコード(テンション入り)と
右手アドリブの材料(スケールなど)を
確認するところまで話したよね。

しかし、これだけでは曲を弾けない。

次は、コード進行を覚えること。

市販楽譜のコード進行は、
どこかおかしいところがあるので、
教室では必ず正しい進行に直してから
弾く練習を始める。

コード進行は理論的に連結されていて、
感覚だけで適当に付けられたものではない。

別の言い方をすると、
適当に付けられた進行では覚え難いけれど、
理論的にキレイに連結されていると覚えやすい。

曲を何百曲も覚えるには、
理論的に覚えること。

これもコードと同じで、
感覚だけで丸暗記では10曲覚えるのも大変。

(続く)

terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 | 効果的なアドリブ上達法

2018年12月25日

これは楽しい練習だ

前回紹介したソロ・ピアノ奏法。

自分でも久し振りにやってみたら、
すごく楽しかった。

上級者ではなくても、
自分の出来る範囲で試みるといい。

手の練習と頭の訓練になるよ。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月24日

究極のソロ・ピアノ構成

今回は、
教室のレッスンでも教えていない
究極のソロ・ピアノ構成について話そう。

教室で教えているソロ・ピアノの方法は
いろいろあるけれど、代表的なものは〜

左手ベース・ライン(2ビート、4ビート)
右手はテーマ、アドリブ、さらにコード。

ここまででも、かなり難しいので、
全員にやらせているわけではない。

今回の話は、ここまで出来る人で、
さらに上を目指したい人のために
書いておきます。

イントロ〜
テーマ〜
アドリブ(2コーラス)〜
ベース・ソロ(1コーラス)〜
ベースとの4小節掛け合い〜
テーマ〜
エンディング
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆「ベース・ソロ(1コーラス)」
というのは、
左手でアドリブ。
右手でコード。

☆「ベースとの4小節掛け合い」とは、
<4小節>
左手ベース・ライン(4ビート)
右手はアドリブ、さらにコードも。

<4小節>
左手でアドリブ。
右手でコード。

この4小節ずつを
1コーラス交互に弾いていく。

これはメチャクチャに難しいぞ!
でも、<やりがい>があるかも?

自信がある人は挑戦してみてね。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 | 坂元輝ジャズピアノ教室

2018年12月23日

ジャズ・ピアノ・レッスン(2)

前回話したことは、
教室に長年来ている生徒にも
話したことがない内容なので、
上級者向きの課題とも言えます。

しかし普通にアドリブ出来る人は
挑戦してもいい課題です。

ただし、この課題を実践で使うには、
次のようなことが出来ていないとダメです。

私のレッスンでは基本的に
左手はコード、
右手はメロディー、アドリブ
を最初にやります。
これはベースがいることを前提にした
バンド用の弾き方です。

これが出来た人は、
同じ曲を今度は左手でベース、
右手でアドリブ、その合間にコード、
という課題になります。
(全員ではありません。出来そうな人だけ、
または場合によってです)

最終的に、左手が4ビート、
右手はアドリブとコード。

左手のベース・ラインと
右手のアドリブは即興なので、
両手で別々の即興演奏をすることになり、
これはかなり難しいです。

そこで左手のベースは覚えていても
いいかな?と思っています。

レッスンでは、ここまで出来れば
(基本的に)次の曲に進みます。

しかし、
ここから前回の課題に
進んでもいいのです。

テーマ〜アドリブ〜ベース・ソロ〜テーマ

今までの演奏にベース・ソロが加わるのです。


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2018年12月22日

ソロ・ピアノで自由に

前回の整理をしよう。

右手でジャズのコード
(テンション含む)を弾き、
左手は、アドリブの材料
(スケール、コード・トーン、他)を弾く。

普通の練習とは逆になるけれど、
右手でも左手でも、
コードやスケールを練習しておくと、
ソロ・ピアノの時、
自由に演奏出来るようになる。

普通は左手でコードを弾く場合が多いので、
左手があまり動かなくなる。

それを防ぐためにも、
左手でもアドリブしてみよう。

ベース・ソロのようになるわけだね。

この練習は左手の訓練であると同時に
頭の訓練でもある。

いろいろな意味で良い訓練だと思うよ。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月21日

逆転の発想練習もあり

前回は<下準備の確認が大切>
という話だったけれど、
投稿後に考えたことがあるので、
今回は前回の追加になります。

       ☆

左手は、ジャズのコード(テンション含む)。
右手は、アドリブの材料。
(スケール、コード・トーン、他)。

以上のようなことを、
曲を弾く前に確認(練習&学習)しておこう。

前回は、こんな話だったね。

その後に思ったのだけれど、
次の段階は左右を逆にして練習しよう。

左手ではなく右手でジャズのコード
(テンション含む)を弾く。
右手ではなく左手でアドリブの材料
(スケール、コード・トーン、その他)を弾く。

つまりね、
右手でも左手でも、
コードやスケールを練習しておけば、
頭の中で両者が一致するよね。

今までは左手はコード、右手はスケールと
思っていたから別々のものを弾いている
と感じていたかもしれない。

どちらでも弾けるようにしてみよう!


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(2) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月20日

下準備の確認が大切

ジャズ・ピアノは
決して左右バラバラのことを
弾いているわけではない。

前回は、ここまで話したよね。

左手はコードで、
右手はアドリブ。

別々に思えるけれど、
頭の中でコードネームは一致している。

     ☆

ある曲を練習する場合、
その曲に出て来る
すべてのコードの
押さえ方を確認する。

コード・トーンと
テンションの組み合わせは
どうなっているのか?

どれがコード・トーンで、
どの音がテンションなのか、
確認しておこう。

次に右手のアドリブで使うスケール。

左手コードのテンションと
右手スケールのテンションが
一致していることを確認しよう。

このような作業は下準備なんだね。

いきなりアドリブしようとしても
曲の隅々まで理解していないと、
途中で止まったり、行き詰まる。

この段階が不完全ではないか、
しっかり確認しないといけない。

後で悪影響が出て来るからね。

    ☆

さて、次の段階は、
ここまで準備出来た人の話になる。

(続く)

terusannoyume at 19:53|PermalinkComments(2) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月19日

ジャズ・ピアノ上達法

「ジャズ・ピアノは、
左右の手で別々のことを弾くから難しい」
と言う人が今までに沢山いた。

左手はジャズの複雑なコード、
右手はアドリブ(即興演奏)。

丸暗記ではダメだ。
即興でなくちゃいけない。
しかも左右別々のことを弾くなんて
絶対に無理、ムリ、むり〜〜〜。

まあ、こんな心境なのかな?

これで思い出すのが、
こんな話があるよね。

「ドラムの人って両手両足4本が
バラバラに動いてスゴイですね」

こう思っている人が多くいるよね。

でもね、これは大間違い。

私も趣味でドラムをやるけれど、
両手両足を関連付けて覚えるので、
決してバラバラにやっているわけじゃない。

それと同じで、
ジャズ・ピアノも決してバラバラではない。

左手はコードで、右手はアドリブ。

別々に思えるけれど、
頭の中でコードネームは一致している。

例えば、
今「G7」だからコードはこれで、
アドリブの材料はこれとこれで〜など。

頭の中では一致していて、
決してバラバラではないんだよね。

(続く)


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月18日

明日への希望を大切に

前回の話に当てはまる人は、
ショックを受けることはないよ。
「自分には
ジャズの才能がないんじゃないか?」
とかね。
大丈夫、大丈夫。
自分ひとりだけじゃない。
同じような仲間は沢山いるんだ。
(変な励まし方?)

「今後どうすればいいか」
という話に進んでいくのだから…。

       ☆

ジャズ以外の音楽は丸暗記で成り立つ。
一生懸命に練習して、覚えて、
曲を完成させていく。

でもね、ジャズ(即興演奏)は、
丸暗記では成り立たないよね。

丸暗記のジャズ(即興演奏)なんて
不可能でしょう?

だって全部覚えていることを弾くなら
それはジャズ(即興)じゃないものね。

いくらジャズの曲でも
最後まで楽譜のとおりに弾いているなら
それはジャズ(即興演奏)ではない。
入門として、
ジャズの雰囲気を楽しむ段階なら
いいかもしれないけれどね。

ビッグバンドでも
大部分のアレンジが決まっていても、
途中に必ずアドリブのパートがあるよね。

だから今アドリブ出来ない人も
ジャズをやりたいなら必ずアドリブの
勉強(理論)をしなくてはいけない。

そこでね、勉強&練習を始めるのだけれど、
いろいろな落とし穴が待っているんだね。

最近ここで話していたのは、
よくある落とし穴のごく一部の話だったんだ。

これからどうすればいいか?
少しずつ話していくつもりだ。

とにかくあきらめないことだね。

勉強を続けていればいいことあるよ。

ある時「あ、そうなのか!」という
瞬間が来るから、それを楽しみに
練習&勉強を続けることだね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月17日

理解して弾くことだね

50年以上ジャズ・ピアノを教えていると、
みんながよくやる間違いが見えてくる。

1人や2人ではなく
多くの人たちが間違うことは
共通していて、
いろいろなパターンがある。

前回の話の続きで言えば、
コード進行やコードの押さえ方を
(理論的に)理解して弾いているのではなく
(意味もわからずに)丸暗記で弾いている。

そうすると
応用が利かない、
急な変化に対応出来ない、
というようなことになる。

確かにジャズのコードは難しい。
「G7」は「ソ、シ、レ、ファ」ではなく、
「コード・トーン」と「テンション」
(9、♭9、♯9、13、♭13など)
を組み合わせているので、
ついつい丸暗記になってしまう。

いや少しは理解しているつもりでも
やはり指の形で覚えてしまっている。

「それではダメなんだよ」と、
何回も(いや何十回、数年で何百回)も
注意はしているけれど…。

     ☆

「気長にがんばろう!」


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(2) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月16日

よく間違えるのは…

前回まで、
演奏中に小節を見失うことについて
曲の形式と関連付けて話してきた。

しかし、それ以外にも、
よく間違えるケースがある。

それは1曲の中で
あるコードから次に進むコードが
2〜3種類ある場合に、
どちらに行くのかわからなくなる。

この文章では
何だかわからないと思うので
例をあげよう。

「いつか王子様」(キーB♭)で
「F7」から
「B♭」に行く小節、
「Dm7」に行く小節、
「Fm7」に行く小節がある。

コード進行と現在位置を意識していないと、
次は「Dm7」に行かなくてはいけない小節で
うっかり「Fm7」に行ってしまうような場合だ。

そうすると、その後は
本来とは別の小節を弾いているのに
本人は気が付かない。

いや少しは「変だな?」と
思う場合もあるけれど、
注意されるまでまったく気が付かない。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月15日

よく見失う形式(その2)

前回までは、
「A1」「A2」「B」「A3」
形式を取り上げたけれど、
よく見失う形式がもう一つある。

「A1」「B」「A2」「C」

この形式の楽譜でよくあるのは、
「A2」を省略して、
(「A1」と同じなので)
「B」をカッコ1、
「C」をカッコ2にしている楽譜。

そうすると楽譜を見ていても
今「A1」なのか「A2」なのか
わからなくなって(逆に行って)しまう。

そこで面倒でも32小節を
全部書いた楽譜を作って、
今どこを弾いているのか、
しっかり訓練(練習)するといい。
(目に焼き付ける)

そして
コード進行を覚えて
楽譜を見なくても
今「A1」なのか、
「A2」なのか、
常に意識するように練習する。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(2) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月14日

バンドをやっているなら

前回の続きになるけれど、
「SO WHAT」を
バンドで演奏する場合は
以下のようなことも考えられる。

ベースとドラムがいる場合。

「A1」+「A2」では
4ビートを刻んで、
「A3」では、
4ビート以外のものを演奏する。

例えば、
<ベース>
☆「D音」または「A音」のペダルポイント。
☆2小節のパターンを作って繰り返す。
(2小節×4回=8小節)
☆4ビートを弾かずに適度に遊ぶ。
その他〜

<ドラムス>
☆4ビート以外のリズムに変える。
☆ベースのパターンに合わせたリズムを叩く。
☆シンバル類を中心に遊ぶ。
その他〜

「A3」で以上のようなことをやって、
「A1」に戻った時から4ビートを刻む。

この「A1」に戻った瞬間が
カッコよくてスゴク快感なんだ!
バンドをやっている人は、ぜひ挑戦してみて。

メンバーと意見を出し合って、
これ以外にもいろいろ試してみよう。

アドリブは何コーラスも繰り返すので、
毎回「A3」は、
いろいろと組み合わせてやると面白いよ。

これで小節を見失うこともなく、
しかもカッコいい演奏になるはずだ。

「諸君の幸運を祈る!」


terusannoyume at 23:56|PermalinkComments(2) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月13日

モード奏法のコツ(続き)

またまた前回からの続きです。
時間が足りなくて
途中で終ってしまいました。

前回の最後、
オクターブで、
「ソーーラーードー|ーレーードーラー」
と書いていますが、
「ー」は弾いた音を(8分音符分)延ばす。
真ん中の縦線「|」は小節を区切る縦線で、
2小節の例というつもりです。

1拍半(付点4分音符)4つと
1拍(4分音符)2つ(合計で2小節)
という例ですね。

要するに
「A1」+「A2」で普通にフレーズを弾き、
「A3」では、それ以外のものを弾けばいい。

「A1」+「A2」とは違う材料を使うこと。

他にも考えられることはあると思うので
あなたもいろいろ工夫してみて下さいね。

小節(現在位置)を見失わない方法です。


terusannoyume at 23:39|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月12日

モード奏法のコツ

前回からの続きです。

「SO WHAT」のようなモード曲の場合、
4小節ごとに低音で「ガーン」と5度音程を
弾くようにレッスンでは指導している。
(マッコイ・タイナーのように)

Dドリアンの場合は、
1度(レ)と5度(ラ)の5度音程だね。

これを弾いてもらえば、
「生徒がどこで間違えたか」がわかる。

Dドリアンを
16小節普通に弾いていたのでは、
「どこで間違えたのか」
わからないので注意出来ない。

そこで、まずは
「A1」+「A2」+「B」+「A3」
形式の場合、
「A1」(8)+「A2」(8)=16
を4小節×4回と思って弾けばよい。
4小節単位にフレーズをまとめれば、
「ガーン」を4回弾けば16小節になる。
(1小節ずつ16小節数えなくてもいい)

次に形式の「B」は、
E♭ドリアンが8小節なので、
「ガーン」を2回。(4小節を2回)
1(E♭)と5(B♭)の5度音程だね。

さて、ここからが前回の話の続きになる。

モード奏法で小節を見失わないコツだ。

「A3」は「A1」「A2」とは
違うことを弾くこと。

つまり普通にフレーズを弾かない。

例えば、
リズミックなパターンを繰り返す。
オクターブで弾く。

つまり何でもいいから「A1〜2」
とは違うことを考えて弾く。

もう少し具体的に言うと、
「A1〜2」では8分音符で
「レソドミラシレソ|ドファレドソレラミ」
のように弾いて、
「A3」では、
「レソドレソドレソ|ドレソドレソドー|
のようにレソドを8分音符で繰り返すパターン。

またはオクターブで、
「ソーーラーードー|ーレーードーラー」


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月11日

モード奏法の落とし穴

前回の話の続きです。

特に間違えやすいのが、
「SO WHAT」のようなモード曲。

前のコーラスの「A3」から
次のコーラスの「A1」と「A2」
の終りまで24小節「Dドリアン」が続く。

何コーラスも繰り返していると、
自分が今どこを弾いているのか、
わからなくなってしまうようだ。

モード奏法は、
「どのようにアドリブするか」
という難しい問題もあるけれど、
以外にも
「小節を見失わない」
という問題もあるんだね。

この対処方法は、いくつかあるけれど、
次回に話そうと思っている。

(ごめん!今から新幹線に乗るので…)


terusannoyume at 19:41|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月10日

よくある間違いとは?

前回の話をもう少し詳しく話そう。
多くの人が自分では気が付かない
よくある間違いなのでじっくり読んでほしい。

      ☆

私のレッスンではアドリブを
3コーラスぐらい弾かせている。

なぜかというと、
1コーラス目では間違えないけれど、
それ以上のコーラスを続けると
よく間違えることがある。

1コーラス目
「A1」+「A2」+「B」+「A3」
2コーラス目
「A1」+「A2」+「B」+「A3」
3コーラス目
「A1」+「A2」+「B」+「A3」

このように何コーラスも繰り返していると
2コーラス目の「A3」と
3コーラス目の「A1」を
新しいコーラスの
「A1」+「A2」だと勘違いして
「B」に行ってしまうことがよくある。

正解は「A2」に行かなくてはいけないよね。
しかし「A」が何回も出て来るので、
どこを弾いているのか混乱してしまうようだ。

これは自分では気が付かない。
一人で練習している時は、
ちゃんと弾いているつもりになっている。

レッスンで先生が指摘するまで気が付かない。
いや指摘して再度弾かせても間違う場合もある。

生徒はアドリブのことに集中しているので、
全体の形式のことまで考えられないのが原因
と思われる。
余裕がないということかな?

これは本当に多くの生徒が
うっかりやってしまう間違いなんだね。

自分では気が付かない間違いなので、
あなたも気を付けてほしい。

これを防ぐには、
「今どこを弾いているのか?」
現在位置を常に意識すること。
今「A1」なのか?
今「A2」なのか?
今「A3」なのか?
そして新しいコーラスに来た時に、
今「A1」だということを意識すること。
ここから次のコーラスが始まることを
強く意識するといい。

無意識にうっかりやってしまう間違いなので
あなたも油断しないで自分を点検してみよう。


terusannoyume at 23:57|PermalinkComments(2) 効果的なアドリブ上達法 

2018年12月09日

まずは形式を理解する

曲を覚えるコツは、
まず全体の形式を理解すること。

(1)AーAーBーA 
(2)AーBーAーC

この2つがスタンダード曲の代表的な形式。

特に1コーラスの中で、
Aが何回か出てくるので、
今、どこのAを弾いているのか、
常に現在位置をわかっていないといけない。

アドリブの時に
コードを間違えてしまう原因になるので気を付けよう。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集