2019年02月07日

上達するためには…

最近話している内容は
じっくり時間を掛けて取り組むといい。

私の教室でも曲(アドリブ)と並行して
スケールとコードの課題をやっている。

ジャズ・ピアノを弾くということは、
アドリブが出来ないといけない。

そのためにはいろいろな材料を知って、
それを使えるように訓練することが大切。

時間も掛かるし地道な作業だけれど、
上手くなるためにはやるしかないんだね。

少しずつでもいいから進んで行こう。


terusannoyume at 19:36|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年02月06日

片手コードへの応用(2)

またまた前回の続きです。
というよりも最近は話が
かなり前から続いています。

前回は両手コードから
片手で弾くコードを作りましたが、
実はもう1つあります。
これを知らないと困ることになります。

前回学んだコードは
以下の両手のコード
「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」から
1番上の「♭ラ」を
1オクターブ下に持っていきました。

今回は下から2番目の「ミ」を
1オクターブ上に持っていきます。

左手ベース(ルート)「ド」のみ、
右手で「♭シ、♭レ、ミ、♭ラ、」

これで左手はベースを弾いて
右手で伴奏のコードを弾けます。

さらにこのコードを左手で弾けば、
右手はアドリブやメロディーを弾けます。

片手のコードを左手で弾く場合、
この2種類を知らないと困ることがあります。

左手コードをピアノで弾く音域が
限られているからです。

片方しか知らないと、あるコードは
高過ぎたり低過ぎたりしますので。

<課題>
スケール音と共にこれらのコードを
12キーで書き出してピアノで音を
確認しながら練習しましょう。


terusannoyume at 23:54|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年02月05日

片手コードへの応用

最近は話が続いています。

前回学んだコードは
「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」
これは両手のコードでした。

今回は、
このコードを片手用にするため
1番上の「♭ラ」を
1オクターブ下に持って来ます。

左手ベース(ルート=ドのみ)
右手で「ミ、♭ラ、♭シ、♭レ」

これで左手はベースを弾いて
右手で伴奏のコードを弾けます。

さらに、このコードを左手で弾けば、
右手はアドリブやメロディーを弾けます。

最近連続して説明しているように
スケールの話からここまで関連しています。

ジャズ・ピアノ上達のためには
「スケールを覚えることが大切なんだ」
と理解出来たのではないかな?

ジャズ理論書を読んで、他のスケールも
このような方法でコードと関連付けて
12キーで練習しよう。


terusannoyume at 23:57|PermalinkComments(4) 効果的なアドリブ上達法 

2019年02月04日

ジャズ・コードの作り方

前回の続きです。

CのHmP5↓(完全5度下のHm)は、
「ド、♭レ、ミ、ファ、ソ、♭ラ、♭シ」

このスケールを1つ置きに縦に積重ねると
「ド、ミ、ソ、♭シ、♭レ、ファ、♭ラ」

この内「ファ」は「sus4」なので除外する。
「ド、ミ、ソ、♭シ、♭レ、♭ラ」

ここまでが前回の話だったね。

今回の話は、
♭13(♭ラ)が上にある時、
5(ソ)も省略する。
(理由は短9度が出来るので…)


「ド、ミ、♭シ、♭レ、♭ラ」

左手で「ド、ミ、♭シ」
右手で「♭レ、♭ラ」を弾いてみよう。

これがジャズの両手コード
「C7(♭9、♭13)」になる。

このようにスケールとコードを
関連させて12キーで覚えていくといい。

このスケールだけでなく、
すべてのスケールをこのやり方で覚えよう。

最近連続して話したように練習すれば、
スケールをアドリブにも応用出来るし、
コードの組み立てにも使えることになる。

ジャズ・ピアノ上達のためには
ジャズ理論を学ばなくてはいけない
ということが、これでわかったと思う。

そして理論書に出て来るスケールを
すべて12キーでコードと関連付けて覚える。

これが大切なんだね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年02月03日

スケールの覚え方(2)

数日前に書いた
「スケールの覚え方」
(2019.1.30)の続きです。

前回の復習。
スケールの7つの音の内、
4つのコード・トーンと
3つの経過音を理解すること。

今回はスケール音を
縦に3度ずつ積み重ねていく。

例えば、CのHmP5↓は、
「ド、♭レ、ミ、ファ、ソ、♭ラ、♭シ」

このスケールを1つ置きに見ていくと
コード・トーンだったね。
そして各コード・トーンの間にある音が
経過音だった。(カッコ内の音)

「ド(♭レ)ミ(ファ)ソ(♭ラ)♭シ」

今回は、この経過音をコード・トーンの
上(縦)に積み重ねる。

「ド、ミ、ソ、♭シ、♭レ、ファ、♭ラ」
下の4つが「C7」(コード・トーン)。

その上にある「♭レ」=♭9と
「♭ラ」=♭13はテンション。

「ファ」は11ではなく、
4でsus4の時のみ3の代わりに使う。

4は「C7」ではコード・トーンでも
テンションでもないので、
コードとしては使えない。

アドリブで経過音や
アプローチ・ノートとしてなら使える。

以上のようにスケールを覚える時は
前回の方法の次に縦にしても覚える。

横に並べたものがスケールで
縦に並べたものがコードになる。

ジャズ・ピアノ上達には
スケールを確実に覚えることが重要課題。

スケールはアドリブのためだけでなく、
ジャズ・コードを作る時にも必要だから。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年02月01日

上手くなりたい人は

ジャズ・ピアノを上手くなりたい人は
このブログに書いた最近の記事を、
じっくり読んで練習に取り入れるといい。

「自分は上級者だから関係ない」
と思わない方がいい。

私が50年教えてきた経験から言うと
ある程度弾ける人でも基本的なことを
弾かせると完璧ではない。

例えば、
オルタード・スケールを
12キーで弾かせると、
必ずどこかで間違える。
(他のスケールでも…)

途中で間違えたのを注意せずに
黙っていると、次のキーに行ってしまう。

間違えたことを
まったく気付いていない。

「ちょっと待って、今間違っていたよ」
と言うと「え?」という顔をする。

家で練習していても
誰も注意してくれないので
自分では気が付かないで弾いている。

基本課題などつまらないと思って
やらない人もいるだろうけれど、
じっくりやりたい人は
1音ずつ確認しながら
慎重に練習することだね。


terusannoyume at 23:15|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年01月31日

続けることが大事だね

ブログを書かない時は、
ずっとサボってしまう。

でも最近は調子よく進んでいるよね。

習慣にすると上手くいくんだね。

ピアノの練習でも、
あるいは
基本課題でも、
習慣にするといい。

あなたはすでに練習が習慣になっている
と思うけれど、サボっている人は今から
練習&勉強を続けよう。

ほんの少しでもいいから毎日やるといい。

そうするといつの間にか習慣になっている。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) 「日記」読まないでね! 

2019年01月30日

スケールの覚え方

スケールの7つの音を
漠然と覚えようとしても
なかなか覚えられない。

例えば、HmP5↓を
12キーで覚えるのは大変だよね。

CのHmP5↓を覚える時、
「ド、♭レ、ミ、ファ、ソ、♭ラ、♭シ」
このスケールを1つ置きに
まずコード・トーンを見る。

「ド(♭レ)ミ(ファ)ソ(♭ラ)♭シ」

そうすると7つの音の内、
4つの音は確実に覚えられるよね。

「ド、ミ、ソ、♭シ」=「C7」だね。

次に残りの3音を覚えればいい。
1.「ド、ミ」の間は「♭レ」
2.「ミ、ソ」の間は「ファ」
3.「ソ、♭シ」の間は「♭ラ」

この1.2.3を別々に練習する。

各コード・トーン(3度音程)の
経過音として覚えると、
コード・トーンだけのアドリブと
経過音を入れたアドリブを
即座に切り替えられる。

この3度音程の経過音入りを
隣の3度音程に上でも下でも
つなげていけば自動的にスケールになる。

意味わかるかな?
ちょっと説明が悪いので、
よく考えて練習してみてね。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年01月29日

確実に覚えることだ

なるべく楽をして上手くなろう
と思う人がいるけれど、
それはダメだよね。

楽というよりも手抜きだね。

例えば、
Dドリアンは全音下のメジャースケールを〜
というように、何かに置き換えて覚えるやり方。

だってね、
曲の中にm7コードが何種類も出て来たら
その度に「えーと全音下は?」って考えるの?

そんなこと、どんどん進んで行く曲の中で
出来るのかな?

C♯ドリアンなら「C♯音」から即座に
弾けないと実際の演奏には使えないよ。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年01月28日

スケールの練習方法

アドリブの時に使う各種スケール。

例えば、ドリアン、ミクソ・リディアン、
オルタード、HmP5↓、その他など。

すべてのスケールを
12キーで弾けるようにすること。

独習ではなかなかやらないと思うので、
教室では宿題にしてやらせているけれど、
その時は必ず2オクターブの往復で
弾かせる。

それには意味があって、
1オクターブでは間違えないけれど
2オクターブ目で間違う場合が多い。

距離が長いと頭が混乱するからか?

それと下降型で間違える場合も多い。

スケールというと下から覚えている。

上から下に向かって覚えていないので
やはり頭が混乱するのかな?


terusannoyume at 23:57|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年01月27日

わかっているつもり?

あまりにも当たり前の基本は、
わかっている気になっている。

例えば「ドリアンは?」というと
「知ってますよ。
レから始まるスケールでしょう」

「じゃあ、G♯ドリアンを弾いてみて」
「B♭ドリアンは?C♯ドリアンは?」

<知っている>ということは、
すべて(12)のドリアンを
1音も間違えないで
即座に弾けることでしょう。

でもDドリアンを知っているだけなのに
自分はすべてのドリアンを弾けると
思い込んでいる。(勘違いだよね)

このような例が他にも沢山ある。

本当に基本的なことを
わかっているのだろうか?

もう1度確認した方がいいかもしれない。


terusannoyume at 23:58|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年01月26日

基本が大切なのだけど…

基本が大切ということは
誰でも知っていると思う。

そして自分はすでに基本は出来ている、
知っていると思っている。

でも、それは勘違いかもしれない。

実際に基本コードや各種スケールを
12キーで弾かせると、
必ずどこかで間違える。

100%すべて1音も間違えない人は
ほとんどいない。

みんな復習した方がいいかも?


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) 効果的なアドリブ上達法 

2019年01月25日

代理コードは難しい

代理コードはいつでもどこでも使える
というわけではない。

前回は、こんな話だったけれど、
もう少し話を続けよう。

ジャズ理論書には、
このコードには、こんな代理が使えます
と書いてあるだけで、どんな時に使えて、
どんな時には使えない、などは書いてない。

もっというと、そこで代理コードを
使った方がいい場合、
絶対に使えない場合、
どちらでもいい場合などがあるけれど、
こんなことまで説明している理論書は
見たことがない。

それで理論書を読んだ人は、
いつでもどこでも使えると
勘違いしても仕方がないかもしれない。

メロディー1音1音をよく見ること。

ピアノで弾いて耳で確認すること。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 

2019年01月24日

代理コードは注意して

代理コードを学ぶと、
いつでもどこでも使えると
勘違いする人が多いと思う。

特にドミナントの代理コードは
気を付けなければいけない。

例えばキーCで
「G7」の代理で「D♭7」は
ほとんどの場合使えない。

なぜかというと、
「G7」のメロディーは基本的に
「ミクソリディアン」で出来ている。

そこに「D♭7」を弾いても
合うわけがない。

「D♭7」のスケールは
「リディアン♭7」なので
構成音がまるで違う。

メロディーが「ソ、ファ」、
または「シ」だけなど、
両者に共通の音だけで出来ていると
使えるが、他の音があると使えない。


terusannoyume at 23:59|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 

2019年01月23日

コード進行の付け替え

「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
コード付けの話を進めていこう。

前回の話は1小節目3〜4拍目で
「Cm(BassE♭)」と「E♭7」
どちらも使えるという話だった。

今回は5小節目のメロディー
「ソードー」の「ド」(3〜4拍目)
に「Cm(BassE♭)」を使おう。

1小節目3〜4拍目は「E♭7」にして、
5小節目3〜4拍目に「Cm(BassE♭)」
を配置すれば両方のコードを活かせて、
同時に変化に富んだコード付けになる。

以下に1〜7小節までのコード進行を
まとめたので確認しよう。

メロディーを知っている人は
このコード進行と共に弾こう。
テンポはゆっくりでいい。

1|Cm E♭7|
2|Dm7(♭5) D♭7 |
3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |
5|Cm Cm(BassE♭)|
6|Dm7(♭5) G7 |
7|Cm|

上記のコード進行と
下記の市販楽譜のコード進行を
比較しながらコード付けを分析研究しよう。

1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|
6|Dm7(♭5) G7 |
7|Cm|

(続く)


terusannoyume at 23:27|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 

2019年01月22日

ドミナント代理コード

「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
調子よく続いているコード付けの話を
さらに進めていこう。

前回はドミナント「G7」の
代理コード「D♭7」を使った。

今回は、
この理論を他の小節に応用する。

    ☆

1小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

|ドーソー|
|Cm Cm(BassE♭)|

この小節の3〜4拍目は、
数日前の説明で「Cm」の第1転回形
(BassE♭)にした。

実は、ここで「E♭7」が使える。

その理由は、
次の小節「Dm7(♭5)」に行く
「A7」の代理コードで、メロディー
「ソ」にも合うからだ。

この3〜4拍目、ベース音は同じだけど、
「Cm(BassE♭)」も「E♭7」も
どちらも使える。

コード付けの段階では、同じ小節でも
使えるコードを書き出しておき、
最後に調整してどちらかを選ぶ。

この微妙な響きの違いを
ピアノを弾いて確かめよう!

(続く)


terusannoyume at 23:57|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 

2019年01月21日

コード進行付け替え体験

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
さらに話を進めよう。

今回は2小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

|(ン)ファソファソーファー|
|Dm7(♭5) G7 |

3〜4拍目のメロディーは
「ソーファー」で、
コードは「G7」だ。

メロディー3拍目「ソ」と
ベース音「ソ」が重複する。
メロディー音は他に「ファ」しかない。

このような条件の時には
「G7」の代理コード「D♭7」が使える。

前回学んだ前小節(1)のベース音と
3小節目「ド」まで続けてみると、
|ドー♭ミー|レー♭レー|ド|
「♭ミ」から「ド」まで半音下降している。

コード・ネームでも確認してみよう。

<コード進行>
1|Cm Cm(BassE♭)|
2|Dm7(♭5) D♭7 |
3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |
5|Cm|

以下にある元(普通)のコード進行と、
上記の例をピアノで弾いて確認しよう。
メロディーにもピッタリ合うはずだ。

1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

「コード進行の付け替えとは、
どの様なことなのか?」
これで体験出来たと思う。

(続く)


terusannoyume at 23:50|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 

2019年01月20日

メロディーとベース音

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
話を進めよう。

キーは「Cm」だったね。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

今回は1小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

メロディー|ドーソー|
コード|Cm|

これを右手メロディー、
左手ベースを弾く場合を考えてみよう。

テーマの時のベースは、
2分音符中心に弾くことが多い。
(2ビートだね)

その場合、ベース音を
|ドードー|とは弾かないで普通は
|ドーソー|のように第5音を弾く。

しかし、この小節のメロディーは
2分音符で|ドーソー|なので、
メロディーもベース音も
まったく同じになってしまう。

これでは面白くないので、
ベース音「ソ」を「♭ミ」にする。

|ドー ソー|メロディー
|ドー ♭ミー|ベース

右手メロディー、
左手ベースをピアノで弾いてみよう。

ベースを|ドーソー|と弾く場合と
どちらがいいか?体験するといい。

「♭ミ」にした場合、
次の小節(2)のベース音「レ」
に半音下降することも良い点だ。

(続く)


terusannoyume at 23:54|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 

2019年01月19日

ジャズ・コード進行体験

<スタンダード曲のコード付け>

前回からの続きで
「Softly,As In A Morning Sunrise」
(朝日の如くさわやかに)を例にして
コード付けを体験してみよう。

キーは「Cm」だったね。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

前回は4小節目の1〜2拍目を
「Dm7(♭5)(BassA♭)」
にしたので、3〜4拍目「G7」
に向かってベースが半音下降になった。

今回は3小節目のメロディーと
コードを見てほしい。

まずメロディーは、
|ドー♭ミー|で
コードは|Cm|になっている。

この小節(3)の3〜4拍目、
メロディー「♭ミ」のところに
コード「Am7(♭5)」を入れる。

なぜ入れられるかというと、
「Cm」は「Cm7」ではないので
「Cm6」ということで第3転回形が
「Am7(♭5)」になる。

「Cm6」基本形(ド、♭ミ、ソ、ラ)
第3転回形(ラ、ド、♭ミ、ソ)で
「Am7(♭5)」になり、
この2つのコードは同じコードなんだ。

それからメロディー「♭ミ」は
「♭5」になるのでちゃんと合うよね。

さて、このようにしてから
ベース音を見てみよう。

|ド ラ|♭ラ ソ|

「ラ」から「♭ラ」と「ソ」へ、
半音下降のラインが出来たよね。

3|Cm Am7(♭5)|
4|Dm7(♭5)(BassA♭) G7 |

ピアノで弾いてジャズの響きを確認しよう。

(続く)


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2019年01月18日

ジャズの曲に応用する

<なぜ分析が必要なのか?>

理由の1つは、
曲の理解が深まること。
漠然と弾いたり聴いたりしているよりも
曲の仕組み、組み立て方が理解出来る。

もう1つの大きな理由は
仕組みがわかると他の曲にも応用出来る。

今回は、ジャズ曲への応用について話す。

     ☆

<ジャズ曲への応用例>

「朝日の如くさわやかに」を例にして、
最近学んだコード進行を応用してみよう。
キーは「Cm」だ。

<メロディー>
1|ドーソー|
2|(ン)ファソファソーファー|
3|ドー♭ミー|
4|(ン)レ♭ミレ♭ミーレー|
5|ソードー|

<コード進行>
1|Cm|
2|Dm7(♭5) G7 |
3|Cm|
4|Dm7(♭5) G7 |
5|Cm|

4小節目のメロディーと
コード進行を見てほしい。

まずメロディーは、
「レ」が中心で「♭ミ」は装飾音。

コード進行の1〜2拍目は
「Dm7(♭5)」なので
ベース音は「D音=レ」で、
メロディーの「レ」と重複する。

このような時こそ最近<分析>で
学んだことを応用する場面だ。

テーマのメロディーは変えられないので、
「Dm7(♭5)」の
「♭5」=A♭をベース音にする。

その結果、
「Dm7(♭5)(BassA♭)」
の1〜2拍目が「♭ラ」になって、
3〜4拍目「G7」の「ソ」に
ベースが半音下降する。

これでメロディー音とベース音が
重複しないことになる。

ルート(根音)=「レ」を弾いた場合と、
ベース音「♭ラ」を弾いた場合の違いを
ピアノで弾いて体験してほしい。

1〜5小節目までのメロディーと
コード(ベース音も含め)を弾くこと。
(曲の流れがあるので…)

どちらも間違いではないけれど、
あなたはどちらを採用するかな?

(続く)


terusannoyume at 23:53|PermalinkComments(0) コード進行の勉強 | 効果的なアドリブ上達法
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
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カプースチン・ピアノ曲集