2007年02月05日

指強化アドリブ上達法(1)

指を強化しながら、アドリブの練習が出来る方法です。
これは面白いです。強力です。しかも奥が深いです。
最近、私が楽しくて楽しくて仕方ないと言っていた、
ハノン海賊版、違った!改良版。いや「ハノンのジャズ化」です。

このブログに初めて来た方で
「何だハノンか、つまらなそうだから他のブログへ行こう」
と思った方。ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい。

これは本当にカッコいいんです。
楽しくて、指も動くようになる。
ぜひ、じっくり読んで試して下さい。

あなたは、このブログを読んで良かったと思いますよ。

          ☆

まず、ハノンの1番、みなさん復習していますよね。
まだの人は少し練習して下さい。

私はハノンの中にある「分散和音」も練習しているのですが、
右手4と5の指で3度音程を弾かなくてはいけない時があります。
そこでハノン1番を改良しました。

「ドミファソ[ラ]ソファミ」の1番高い音[ラ]だけを[シ]の音に変えました。
そうすると
「ドミファソ[シ]ソファミ」ですね。
2小節目は「レファソラ[ド]ラソファ」、
以下、同じ音型で上がって行き
「シレミファ[ラ]ファミレ」まで来たら
そのままの音型で下がります。
「ラファミレシレミファ」
「ソミレドラドレミ」以下同じように。

以前、言いましたように左右の手は2オクターブ離して弾きます。
当然12キーで、出来るだけ速く。
私は、こうして右手4と5の指を強化していました。
そして、ひらめいたのです。

     ☆        ☆

「ハノン1番による変奏ジャズ即興曲」(作品1)

左手は、ずっと止まらずに
「レファソラドラソファ」(Dマイナー・ペンタトニック)
を4分音符で弾き続けます。(2小節になりますね)
ハノンに書いてある音域で、
4ビートのベースをイメージして弾きましょう。

では「テーマの練習」を始めます。
テーマは16小節です。
左手は4分音符ですから「レファソラ」が1小節目、
「ドラソファ」が2小節目です。
左手は、この2小節をずっと繰り返して下さい。

さて、右手です。
左手と同じ音を2オクターブ離して3回繰り返す。(1〜6小節)
7小節目は「レ」全音符。8小節目は休み。

次が問題です。今度は右手が左手の10度上を弾きます。
「ファラシドミドシラ」を4分音符で3回。(9〜14小節)
15小節目は「ファ」全音符、16小節目は休み。

これがテーマです。
この間、左手は「レファソラ」「ドラソファ」(2小節)を弾き続けます。

そして、この後、右手は「アドリブ・コーラス」になります。
使う音は、「レファソラド」(Dマイナー・ペンタトニック)。
8分音符を中心にしてアドリブして下さい。
いきなり8分音符は無理だと言う人は、4分音符でもいいです。

8分音符が出来た人は、3連符で弾く。
さらに、次の段階は16分音符です。
私は当然ですが、16分音符で弾きまくっています。

しばらくアドリブして、やめたくなったらテーマに戻ります。
右手のテーマが終っても
左手だけは繰り返し弾き、少しずつ音を小さくして、
最後は「レ」の音で終ります。

     ☆     ☆     ☆

どうですか、出来そうですか?

上級者は、これを半音ずつ上げて12のキーでやりましょう。
(私は当然ですが12キー、16分音符で弾けます)。
そうすると、マイナーペンタトニックを12キーでマスター出来ます。
将来、あらゆるコードで(モードでも)応用出来、世界が広がります。
上級者には、この「深い意味」が想像出来るでしょうから
今は、あえて説明しません。

初心者でも、出来ましたら「この課題」(Dマイナー)と
「半音上のキー」(E♭マイナー、全部黒鍵)で
弾けるようにしましょう。(たった2つのキーでもいいのです)
そうすると、ジャズのモード奏法の代表曲「ソー・ホワット」や、
コルトレーンの「インプレッションズ」が弾けるようになります。
今は何のことか、意味はわからなくても、
「将来、何か得するのかな」と思ってくれればいいです。

       ☆       ☆

次回は、さらに、もっともっとカッコいいですよ。
その準備が今回の課題です。
この課題が出来なければ、次回の課題は手が出ません。
みなさんは、それぞれの段階で、弾ける範囲のことをやって下さい。

この課題は、私自身の復活ライヴ(今週8日)のために
昔のテクニックを取り戻したくて考えた練習です。
私が「楽しい楽しい」と言って練習している一部を公開しただけ。
これが出来ないからといって、決して落ち込むことはありません。
基本的なコードやスケールの練習を各自のレベルでやって下さい。

では、楽しんで(苦しんで?)練習しましょう。
「明るい未来を目指して!」

terusannoyume at 00:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0) テクニック向上を目指して 

2007年02月03日

ジャズ・ピアノ上達のために

「教室の問い合わせ」「レッスンのこと」
他にも、何かを直接連絡したい人のために
メールアドレスを書いて置きます。

       ☆

最近、コメントの返事を書いていて、
せっかく長い返事を書いたのに、
字数が多いと受け付けないのですね。

コメント書いてくれる人も不自由だろうし、
みんなが読むので恥ずかしい人もいるでしょう。
美人の方はファンレター書きたいだろうし(いる訳ない?)

という訳で「テル先生のアドレス」公開です。

テル先生だけが読みますので、
どんな内容でも大丈夫。
安心して書いて下さい。

ただし、返信は(忙しい時など)
すぐに送れない場合がよくあります。
数日後になることもありますので、
気長に待っていて下さいね。

      ☆

では、以下をよく読んで下さい。

「ピアノテルさん82☆yahoo.co.jp」と覚えて下さい。
        82は「ヤフー」と読んでね。

正式には、次のように登録して下さい。

最初は pianoterusan82

続けて☆は、当然@(アットマーク)に変えて

その後(☆以下)は、上に書いた本物のヤフーです。

terusannoyume at 20:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 坂元輝ジャズピアノ教室 

究極の上達法、アドリブコピー(1)

今回の話は奥が深いです。
ある程度アドリブが出来るようになったけれど
「何かが足りない」と自覚している人が対象です。

初心者でも将来必ずぶつかる壁。
今は必要なくても知っておいて損はありません。
いえ、知っていないとジャズを諦める暗い人生が待っています。
「自分にはジャズの才能はなかった」と。

いま、全国で同じ悩みを抱えた方が沢山います。
「ジャズ・ピアニストのような雰囲気が出せない」
「自分の演奏は1歩手前までは来ているんだけどなー」

この壁は、どうすれば乗り越えられるのでしょうか?
光輝く人生を歩みたい人は、じっくり読んで下さい。

         ☆

今回は「アドリブ・コピー」の話です。
「アドリブ・コピー」とは、
CDを繰り返し繰り返し聴いて譜面にするのです。
もう少し具体的に言いましょう。
2〜4小節ごとに繰り返し聴いて譜面にしていく
根気のいる作業です。(でも楽しいですよ)

しかし、これを「やった人」「やらなかった人」では
明らかに差が付きます。

上手い人は(プロ、アマ関係なく)、必ず「やった人」です。
「やっていない人」は、フレーズでわかります。
決して下手ではないのですが、何か違う(足りない)のです。

     ☆       ☆

別の角度から話します。
「コピーって大変そうですね」
「そんな苦労しなくても、
 市販のアドリブコピー譜を買ってくればいいのでは」
ここが、
運命の分かれ道。
 大いなる勘違い。
  最も重要なポイント。

あなたは、ジャズの微妙なノリを、
すべて譜面上に表せると思っているのですか?

以前、このブログで話しましたけれど
「ジャズなんて、楽譜買って来て弾けばいいじゃない」
と言った人がいました。
多分、いまだにそう思っている人が沢山いますよね。

ジャズのノリを譜面(目から)だけで学べる訳がありません。

では、CDを毎日聴き続ければいいのでしょうか。
初心者には、そのようにアドバイスします。
ジャズピアノの雰囲気を知ってほしいから。

しかし、今回の対象者は、すでに弾ける人。
あと1歩という人です。
この場合は、ただ聞き流していても効果は期待出来ません。
(10〜20年なら別ですが)
表面意識(顕在意識)レベルでは、心の奥底には入りません。

潜在意識レベルまで、ジャズのノリを叩き込むには
数小節を繰り返し繰り返し聴いて、1音1音を譜面にして、
耳と目の両方(特に耳)から学ばなければ身に付きません。
潜在意識レベルとは、無意識にでもジャズのノリが出て来る段階です。

上手くなった人は、プロ、アマ関係なく努力した人たちです。
あ、ごめんなさい。
言い換えますね。
1歩手前の人たちも同じように、またはそれ以上に努力しています。
しかし、努力の対象が少し違う。ちょっとずれている。

譜面をいくら弾いても、ジャズ理論を中心に学んでも、
または分析しても「ノリ」だけは身に付きません。
(理論や分析も大切ですよ。これは別の機会に話します)

私も昔、当然ですがコピーしました。
とても楽しいですよ。(決して苦痛ではありません)
だって、いろいろなことがわかります。
そして、確実にジャズに近付いて行くのですから。   

      ☆    ☆    ☆

この話、奥が深過ぎて、まだまだ続きます。
具体的方法、秘密兵器、応用編などなど。
「しかし、こんなすごい話、今後も教えちゃっていいのでしょうか?」
「いいに決まっています。人々の幸せのために!」(あなた)
「そ、そ、そうだよね。夢実現のために始めたブログだもんね」

terusannoyume at 08:54|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

アドリブ上達、外でも勉強

このブログは、
普通の携帯でも見れるようにしました。
知っていましたか?

外出した時、喫茶店などで読めますよ。
復習する時や、最新記事チェックに利用して下さい。

お友達にも見せて仲間を増やしましょう。
みんなで学んだ方が楽しいですからね。

http://pianoterusan.livedoor.biz/
   (ピアノテルさん)

パソコンと同じです。

♪電車やバスの中では気を付けてね。
思わず笑ってしまわないように。

terusannoyume at 00:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

2007年02月01日

ピアノを美しく響かせる(1)

「ピアノさん、こんにちは。
今日は私がお相手させていただきます。
よろしくお願いします。美しく鳴って下さいね」

演奏活動をすると毎回会場が違います。
当然ですが、ピアノもその会場にあるものを使用します。
会場に着くと、私はいつも鍵盤一つ一つを拭きながら
ピアノさんに話し掛けます。

「今日はいい天気でよかったですね」
「ピアノさんも調子が良さそうですね」

人と人が出会うと、必ず挨拶を交わします。
「こんにちは」
「お元気ですか」

では、ピアノさんと出会った時は?
もう当然の話です。

「なぜ?」

ピアノさんと私で、その日の音楽を奏でるからです。
お互いに、一人では生きて行けない。
2人で1人。一心同体。
話し掛けない方がおかしい。
挨拶しない方が失礼だと思いませんか?

       ☆

私にとって、挨拶は当たり前であって
さらに先の話があります。
(冗談と思ってもいいですよ)。

「私の奏でた1音1音が光のシャワーに変わり、
 会場にいる人々の心が幸せになりますように」
「最低限、公害を撒き散らすような音楽にしないで下さい」
「ピアノさん、本当によろしく、お願いしますね」

実は、この思いはコンサートの時だけでなく
私が以前から常に心掛けていることなのです。

    ☆      ☆

あなたは、なぜ音楽を学ぶのですか?
「楽しいから」
「カッコよさそうだから」
そうですね。第一歩はそこからです。

では、プロになった方は
何のために音楽をやっているのですか?
「生活のため」
そうですよね。私たちは体を維持していくためには収入が必要です。

では、楽しくて生活も安定していたら(いえ、安定していなくても)
本当は、何のために音楽をやるのでしょう?

「♪〜♪〜♪〜♪〜」

この答えは、あなた自身で考えて下さい。
1人1人、答えが違うでしょうね。

    ☆   ☆   ☆

あなたも今日から家にあるピアノさんに話し掛けて下さい。

「わたしが落ち込んだ時に、いつも励ましてくれてありがとう」
「ピアノさんとは一生、付き合うつもりよ」
「今日もよろしくね。美しく響いて下さいね」

毎日毎日、あなたが言いたいことを話し掛けて下さい。
不思議なことに、ピアノの響きが変わって来ますよ。

 「おいおい、冗談だろ」
 「わたしは、信じるわ」

あなたの魂の成長度が試される時です。
(これも冗談と思われそうですね!)

terusannoyume at 06:37|PermalinkComments(6)TrackBack(0) テクニック向上を目指して 

2007年01月31日

ああ、何と楽しい練習なのだ!

あなたの練習は進んでいますか?

私は最近、練習が楽しくて仕方ありません。
「ハノン」の課題を実践的に改良して楽しんでいます。
今は自分で試している段階ですが、もうすぐ公開しますね。

ただ普通に1〜20番の課題を弾く時も、
左右の手を、2オクターブ離して弾くと
ラテン・ピアノを弾いている気分で楽しいですよ。
原曲は1オクターブですから、スタートの時に
右手が左寄りになりますよね。
それを、右手は中央のドから弾くのです。(キーCの場合)
(つまり左手は原曲通りで、右手だけ2オクターブ上です)

さらに、練習パターンに自分なりのシンコペーションを付け
アドリブしている感じに。
さらにさらに
ラテン・パーカッションのリズムに合わせて弾いたら
気分は熱帯の国。練習も熱く燃えます。
この瞬間、あなたはラテン・ピアノの大家になれます。
(中級以上の方は、当然12キーで)

これだけでも、結構楽しめます。
あの退屈だった「ハノン」が
「こんなに楽しかったのか」という感じです。
ぜひ、あなたも楽しんで下さいね。

現在の私は、もっと実践的で、
すごいことを考えて、試しています。
練習結果報告を、お楽しみに。もうすぐです。

terusannoyume at 09:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) テクニック向上を目指して 

2007年01月27日

ジャズ上達のアドバイス?

「ジャズピアノが弾けるようになりたい」
と、あなたは思っています。
「でも、どうしたら弾けるようになるのか?」
まったくわかりません。

 そこで、あなたはジャズをやっている人に
 質問することにしました。
「あのー、ジャズは、どうすれば上達するのでしょう?」

いろいろな親切な方が、アドバイスしてくれましたね。

★「ジャズはフィーリングだよ。
  好きなようにやればいいのさ」

本当でしょうか?
日本人は、最初からジャズのフィーリングを
持っているのでしょうか?
あなたは、持っていますか?
黒人でも、下手な人いますよ。

好きなようにやれば出来るなら
あなたは悩んでなんかいません。
このブログに、二度と来ないでしょう。
(いや、ぜひ上手い人も読んでね。
これからますます充実しますから)

この教えは、人生のほんの1場面では有効です。
例えば、アドリブのやり方を教えてから
「さあ、やってみよう!」などという場面です。

★「実践、実践、行動あるのみ。女は度胸だ!」

何も出来ないのにセッションに参加しても
あなたは恥をかくだけ。
いえ、それだけではなく、みんなに迷惑をかけます。
最低限のことは練習しておく。当然ですよね。

ある程度の段階にいる人には、有効な方法です。

★「聴きまくることさ」

あなたは英会話のCDを沢山聞いて、
英語がしゃべれるようになったでしょうか?
「はい、なりました」(英語が得意なあなた)
「あ、あ、あのね、それじゃあ、話が先に進まないんだ」
「なりませんでした」(素直なあなた)

ジャズのCDを聴くことはとても大切なことです。
私も大賛成です。
しかし、それはコードやスケール練習、理論の勉強などと
バランスが取れていないと、ただ聴くだけではダメです。

★「コピーするのみ」

「コピー」とは、CDを何100回も聴いて譜面にすること。
 これは、とても効果的ですが、条件があります。

初心者は、他にやることが沢山あります。
中級、上級者向きですね。
すでに自分なりのアドリブは出来るけれど、
本物のジャズピアノが弾きたい人。
上手くなるためには、努力は惜しまない人向き。
ただし、コピーするだけではダメです。
分析する理論的知識がないと、応用することが出来ません。

コピーに関しては、別の機会に詳しく話しますね。
とても大切な話です。具体的な方法まで教えます。

★「楽譜通りに弾きましょう」

ショパンの曲を毎日毎日毎日10年間弾いている人が
ショパンのような即興演奏が出来るようになったでしょうか?

それと同じように、ジャズの曲集を譜面通り弾いていても
いつまでたってもアドリブを弾けるようにはなりません。

楽譜通りに弾く訓練も必要です。
しかし、即興演奏は、まったく別の勉強です。

    ☆    ☆

あなたは、いろいろな方にアドバイスをいただきました。
とても、ありがたいことです。感謝しましょう。

これらの教えは、決して間違っていません。
すべて正しい教えです。

ただし、
あなたの勉強段階の「ある時期だけ有効」、
あるいは、
「他の勉強と組み合わせて」効果が出るのです。
「どれか一つですべて解決」などということはありません。

あなたが現在「どの段階にいるのか」によって
勉強すること、練習することが違います。

さらに、別の方法もまだまだあるでしょうね。

今回の話、それぞれの上達方法については
さらに詳しく取り上げる予定ですので
あなたの学習の参考にして下さい。(これ以外の上達法も)

terusannoyume at 08:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

2007年01月25日

ジャズは何から学べばいいの?

ジャズのレッスンは、先生によって違います。
教育方法が確立されていませんので、
指導者によって教え方が異なるのです。

大きな教室の各楽器の講師たちも
自分なりのやり方で教えています。

「ジャズは何から学べばいいの?」

この問いに答える時、条件が付きます。
「私の教え方の場合は」
   または、
「私の考えでは」という前提で話しますね。

        ☆

私は、始めに「3つの課題」を並行して教えます。
「スケール」「コード」「スタンダード曲」です。

♪「スケール」

長音階を12のキーで弾けるようにします。

練習する順は、完全4度上のキーへ。
C、F、Bフラット、Eフラットの順に(以下省略)
Gまで行くと12キーですよね。
(わからない人は半音ずつ上げて行ってもいいです)

♪「コード」

基本コードの長3和音、短3和音を12キーで。
転回型を速く弾けるように練習します。

Cだと、ドミソ、ミソド、ソドミ、ドミソ(オクターブ上)
と上がってから、逆に下がって来ます。

さらに、6th、7thも加えていきます。

♪「スタンダード曲」

本当は「スケール」「コード」を
半年から1年ぐらいやらせてから
曲に入ってもいいのです。

 しかし、
「もし自分が生徒だったら?」
「きっと、詰まらないよな!」
と思い、始めから曲もやります。

簡単なアドリブからです。
目の前で、私がお手本を弾きながら教えます。
一言でアドリブと言っても
いろいろなやり方、程度があります。

「スケール」「コード」の課題が進むと
アドリブも複雑なことが出来るようになります。

   ☆     ☆

以上のことは、基本方針です。
簡単には説明が出来ない場合も多いです。
なぜなら、生徒一人一人によって違って来ます。

生徒の各自の経験、技術、知識。
本人が、何を望んでいるか。
私から見て何が必要なのか。
などによって教え方が変わります。

医者が患者さんを診察して薬を出すように、
生徒各自の能力によって課題を出すのです。

一つの参考例と思って下さい。

あなたが、もしジャズをやりたかったら
「スケール」「コード」の基本だけでも
練習しておくといいですよ。

将来、どのような先生に教わるにしても
決して損なことはありませんからね。

terusannoyume at 07:20|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

2007年01月24日

指の動きが速くなる練習法(2)

今日、強力な指の訓練をやりました。
何だか上手くなった気分で嬉しいな。
もっと早い時期にやりたかったなー。
30年前にやっていれば、今頃は〜。

私には、とても楽しい練習でしたが、
全員に向いているとは言えませんね。

今回のテーマは「指動速法」(しどうそくほう)。
別名「指導速報」(今日の学びをすぐ伝える)。
「テル先生、その用語って有名なんですか?」
「あるわけないでしょ、今、作ったんだから」
「ひどい、いい加減な指導者!」
「だってね、いちいち、
指の、動きが、速くなる、方法、なんて
入力してられないでしょ。だから
このブログだけで通用する用語。
我ながら上手く名付けたもんだ!」
「順に漢字を並べただけじゃん」
「なに!、何か言った?」
「いえ、言いません」
(〜心の中では〜)
<変わり者の先生だけど我慢しよう>

♪「チャン、ちゃん」(ソ、上のドへ)♪

今回は、上級者へのアドバイスです。
(前半は、初心者へのアドバイス)。

ジャズピアノをマスターしたかったら
まず、長音階を12のキーで弾けるようにすること。
出来れば両手で、4オクターブの上行下行。
各自のレベルによって2〜3オクターブでもいい。

まったくの初心者で、両手で弾けない人は
右手で1オクターブの上行下行だけでいい。

ここで大切なことは、指が速く動くことよりも
フラットやシャープがいくつ付くと何のキーで
音階はこうだ、と納得して弾くこと(覚える)。

「指動速法」は、「ハノン」1〜20番をやりましょう。
(普通に、書いてあるキーのみで、少しずつ進む)

=======================

さて、ここからが上級者へのアドバイスです。
専門用語が多数出ますので、
一般の方は☆から☆へ飛んで下さい。

       ☆

メジャースケールを12キーで弾くことは
絶対条件です。なぜなら、そこから派生する
7つのチャーチモード、ドリアン、ロクリアン、
ミクソリディアンなどを覚える時に必要だからです。
大元がわからなくては、各スケールを理解出来ません。

ダイアトニック・スケール・コードも12キーで
いつでも弾けるようにしておいて下さい。
歌伴で、曲を何のキーでも弾けるようにするには
最低限、必要な訓練です。

上級者(またはプロの方)は、以上の課題を弾けますよね。
しかし、スケール音をそのまま順に弾けるようになったら、
次の段階として、もっと強力な方法がありました。

このブログのコメントでヒントをもらったので、
昨日、早速やってみたのです。
強力で、面白かったですよ。
「ハノン」を12のキーで弾くのです。

昔から話としては知っていました。
「ハノン」にも「12キーで弾け」と書いてあります。
しかし、自分でやろうなんて思いませんでした。
だって、つまらなさそう。時間の無駄。
「ごめんなさい、ハノンさま!」

でも、実際にやってみると、新鮮で楽しいんです。
あなたも1番を12キーで弾いてみて下さい。
Cなら簡単なのに、Dフラットになっただけで
やり難いですよ。何となく想像出来るでしょう?

12キーで弾けるようになったら
2番、3番の課題へ進みましょう。
もちろん、12キーです。

強力な指の練習になって、チャーチモード、
ダイアトニック・スケール・コードの復習にもなる。

「当分の間、楽しめそうで、嬉しくなっちゃうね!」

     ☆     ☆

今回は、上級者が対象でした。
12キーで長音階を弾けない人は、
この課題は出来ません。
もっと他に覚えることが沢山あります。
基本コードや長音階などです。
決して仲間外れにする訳ではありません。

また、明日から初心者に向けて
メッセージを送りますからね!

terusannoyume at 08:20|PermalinkComments(11)TrackBack(0) テクニック向上を目指して 

2007年01月23日

ジャズ独習者への大切なヒント!

「ジャズピアノの上達法を知りたい!」

私がジャズを始めた頃は、良い教則本がありません。
ジャズ理論も、まだ知られていない時代です。
試行錯誤するしかありませんでした。

簡単な基本コードでポピュラーな曲を弾く。
ここまでは独習でも出来ます。
しかし、なかなか先に進めません。
次の段階へ行けないのです。

ジャズピアノが弾けるようになるには
何を、どうすればいいのか?
わからないことばかり。

例えば、アドリブ(即興演奏)。

基本コードしか知らない段階ですから、
カッコよくならない。(と思っていた)。
(現在の私が弾くと、カッコよくなります)。

       ☆

剣の達人が、道に落ちていた木の枝を持てば、
それは立派な名刀になります。
逆に、素人が天下の名刀を持っても、ただの棒。
達人には、かなわないのです。

つまり、生徒も私も同じ材料(コードトーン)です。
しかし、私が弾くとジャズの立派なアドリブに聞こえ、
生徒が弾くと、ただの「分散和音の練習曲」にしか聞こえない。

これは非常に大切な話です。
ジャズっぽく聞かせるには、材料ではなかった。
もっと別の要素、コツがあったのです。
一つではなく、いくつかの要素があります。
あなたも毎日、よーく考えてみて下さい。
(ヒントは、
このブログのあちらこちらに分散和音、
いやいや、分散して書いておきますね)

     ☆    ☆

高校当時の私は、
暗闇の中を手探りで進む状態が続きました。
(その頃、テル先生に出会っていれば?)

そして、少しずつですが進歩して行きます。

ピアノに熱中し、時間をわすれて弾いていました。
ある日、ふと気が付くと
暗くなっていて明かりをつけた覚えがあります。

    ☆   ☆   ☆

ただ好きだからやっている。
上手くなりたい一心で弾いている。
努力をしているなんていう感覚はまったくありません。

イチローは野球が大好きで、プロを目指して練習した。
子供の頃から人の何倍も練習していたのは楽しいから。

マラソンのキューちゃん(高橋尚子)は走ることが大好き。
毎日、何10キロも走り続けた。大きな大会を目指して。

本人たちは、努力しているなんて思っていないはず。

目的意識を持って練習を積み重ねるうちに、
上達のコツをつかんでいったのでしょうね。

時間をわすれて熱中出来ることがあると
心が充実しますね。

夢を実現するには、熱中出来ることをやる。
時間をわすれてしまうぐらいのことです。

あなたも自分の好きな分野で楽しんで下さい。
あなたと共に成長していけたら嬉しいですね。

terusannoyume at 11:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

指の動きが速くなる練習法(1)

「指の動きが速くなるための方法は?」
 という質問をいただきました。
その答えは「ひたすら練習すること」です。
(質問者ひっくり返る。あまりの当たり前の答えに)

この答えじゃダメですよね?
「何を?」
「どのように練習したらいいのか?」
「わからないもんね」

いろいろな方法があるのでしょうが、
私の若い時の体験談を話しましょう。

       ☆

私は、クラシックピアノはやらないで、
いきなりポピュラーから弾き始めました。
譜面どおりに弾くのではなく自由に弾く。

もう少し詳しく説明しましょう。
ポピュラーやジャズの曲を弾く時に
左手の伴奏まで書いてある2段譜ではダメです。

「なぜ?」

「だって応用が利かないでしょう?」

例えば、バンドのメンバーに
「イントロ、エンディングをもっとカッコよくやってよ」
「アドリブをもう1コーラス弾いて」
「歌うからメロディーを弾かないで伴奏だけして」
「歌うのにキーが高いから3度ぐらい下げて」
などと言われた時、その場ですぐに弾けますか?
譜面どおりに覚えているだけの人は出来ません。

「では、どうすればいいのでしょう?」

1段譜を弾けるようにするのです。
メロディーだけが書いてある譜面。
左手の伴奏は書いてありません。
伴奏はメロディーの上に書いてある
コード・ネームを見て弾くのです。

私は、このようなやり方でピアノを始めました。
最初から実際の曲(ヒット曲)を弾いたのです。
つまりクラシックのように練習曲など弾かずに。

その方が、楽しい、上達も早い、応用が利く。
指も、そこそこ動けば弾ける。
8分音符ぐらい弾ければいい。
これなら誰でもすぐに弾ける。
退屈な指の訓練なんかしなくていい。

私は、楽しくて楽しくて毎日が天国。
しかし、2〜3年してからでしょうか、
「もう少し指が速く動くといいのにな」
と思うようになったのです。

その時点での私は、3連符は弾けたのですが、
16分音符が弾けなかったのです。
アドリブ・フレーズに1ヵ所なら入れられるのですが、
16分音符で弾きまくることが出来ませんでした。

    ☆      ☆

実は、ピアノを始めた頃に
<ハノン>をやったことがありました。
その時の感想は、
「何と退屈で、つまらない練習なんだ」
と、三日坊主で終りました。
(だって曲を弾いてる方が楽しいもんね)

しかし「もう少し指を速く」と思ってから、
「もう1度<ハノン>をやってみよう」
という気になりました。
あの有名な1番「ドミファソラソファミ」ですね。
(うわあ!懐かしいなー)

「とにかく今はこれをやってみよう」
「これで指が速く動くようになるはずだ」
「もっともっと上手くなりたいじゃないか」
などと、心の中でつぶやきながら弾きました。

不思議ですね。
以前は「退屈で、つまらん!」と思ったのに
「何と楽しく、素晴らしい練習方法なのだ!」
と考え方が180度も変わってしまいました。

今日の話は、ここがポイントです。

同じ課題なのに目的意識を持つと違って見える。
何事も、いやいややっていてはダメなのです。

   ☆    ☆    ☆

あなたが仕事をいやいややっていたとする。
慢性病の原因になりますからやめて下さい。
別の角度から見て楽しさを発見して下さい。

「仕事があるから生活出来る。ありがたい」
と感謝するのでもいいですよね。

「じゃあ、仕事なくした人はどうするのよ」
その時は、
「今は、テル先生のブログを読んで、
人生を振り返る時なんだなー。ありがたい」と。

どんなことでも、良くも悪くも考え方次第ですよね。
何が起きてもプラスに考えましょう。

あなたは、ピアノが上手くなります。
今日から仕事も、きっと上手くいくでしょう。
いえ、上手くいく方法をいくつも考えるのです。

そして、あなたは幸せになるのです。

terusannoyume at 01:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0) テクニック向上を目指して 

2007年01月22日

ジャズ独習者よ!まずはここから。

「プロのジャズピアニストになろう」
と決心したのは、高校2年の時です。
クラシックピアノは1曲も弾けない。
そんな私が、なぜプロになれたのか?
大人になってからでも弾ける方法は?

       ☆

私は、子供の頃から音楽が好きでした。
ピアノは習っていませんでしたけれど。

しかし、中学生の時にギターを始めます。
衝撃的なことは「ビートルズのデビュー」
そして「ベンチャーズの影響」ですよね。
当時は、エレキ・ギターのバンドブーム。
さらに日本のグループサウンズもヒット。

私も同級生エレキバンドに加入しました。
ベンチャーズの曲を中心にやりましたね。

その時、私はコードネームを知りました。
この事が今振り返ると大きかったですね。

    ☆    ☆

話は、高校生の時に戻ります。

私は当時のヒットソングを弾き始めます。
出て来るコードの数が少ない曲からです。

<第1段階>
右手でコード。
左手はベース音(コードの根音)。
「ネオン」じゃないですよ。
「こんおん」と読んでね。
ド、ミ、ソのコードならドです。

この段階は伴奏の練習です。
メロディーは、自分または誰かが歌う。
もう1人が笛やハーモニカを吹いてもいい。
あなたも、お父さんに吹いてもらってね、ホラを。

<第2段階>
左手コード、右手メロディー。
コードは全音符でいいのですが、
慣れて来たらリズムを付けます。
と言っても無理なら、2分音符、
次は4分音符。
あせらないで、じっくりやりましょうね。

私でも始めはこんな程度でした。
しかし、徐々にレパートリーが
ボサノバ、スタンダードの曲に
入れ替わっていきました。

     ☆

現在、ピアノをまったく弾けない人でも
この程度のことは、少しの努力で弾けるようになります。
(ピアノが弾けるようになりたいのであれば)。

また、ピアノは弾けても即興演奏が出来ない人も、
どうすれば素晴らしい演奏が出来るかを考えて、
ぜひ挑戦して下さい。すべてのことは実験の繰り返し。
(初心者より数段上のことが出来るはずです)。

   ☆    ☆

人生は常に挑戦の連続です。
予期せぬ出来事が起きても、
解決しなくてはいけません。

いえ、あなたが今、ここにいるのは
問題をすべて解決して来たからでしょう。

あなたに解決出来ない問題を、
神様は与えないそうですよ。

自信を持って、人生すべての問題に挑戦しましょう。

ピアノが上達することと、
人生をより良く生きることって同じなんですね。

terusannoyume at 08:40|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

2007年01月21日

ピアノは誰でも弾けるのよ!

「ジャズドラマーになるんだ!」と、
<固い固い決心>で高校1年を終えた私。
しかし、2年生になった頃から私の心は、
少しずつ変化していきました。

「ごめん、君を嫌いになった訳じゃない」
「じゃあ、何なのよ!」
「ごめん、他に好きな人が」
「嘘つき、<固い固い決心>と言ってたのに!」
タイコさん(ドラム)の声が今も聞こえます。

テルさんの「成功しなくてもいい夢の実現法」。
「非常識な成功哲学ね!」(伊狩野泰子=怒りの太鼓)
いえいえ、臨機応変の素晴らしい成功法則です。

        ☆

私は、ドラムが嫌いになった訳ではありません。
今でもドラムが好きです。
「じゃあ、何なのよ!」
私は「メロディーやアドリブを弾きたいな」と、
次第に思うようになっていきました。
「リズムも大切なのよ!みんな気が付かないけれど」

私は毎日、大学生と同じ部屋で練習していました。
音大のレッスン室ですから必ずピアノがあります。
打楽器の練習の合間、息抜きにピアノを弾きます。
基本コードで当時のヒット曲を何曲か弾きました。
オールディーズ、ビートルズ、グループサウンズ。

60年代のエレキブームの時に、私たち若者は皆、
ベンチャーズ、ビートルズに感電し、シビレました。
当然、私もシビレっぱなしのまま今日に至ります。

それで、私は簡単な基本コードを知っていました。
コード奏法なら大人になってから始めても大丈夫。
私がいつも「誰でもピアノは絶対に弾けるよ!」と
主張するのは、
「コードネーム奏法のこと」を言っているのです。

最初は、息抜きのつもりで弾いていたピアノです。
しかし、メロディーを弾く喜びが次第に強くなり、
私は、ついに、
ジャズピアノでプロになろうと決心したのです。

     ☆      ☆

夢実現は「目標設定が大切だ」と言います。
しかし「途中での軌道修正」も必要です。

「今、進んでいる道は正しい選択なの?」
「自分は本当に好きな事をしているの?」
「本当は、別のことをやりたいのでは?」

私は、本当はピアノが弾きたかったのです。
しかし、当時の私は、ピアノというものは、
「幼少の頃からやっていないと弾けない」
という間違った常識を固く信じていました。
自分には弾けないと決め付けていたのです。

息抜きのはずが本気に変わっていきました。
心の中の氷が次第に解けていくような感覚。
ジャズピアノなら弾けるようになるのでは。

人生には思い切った方向転換の時期が来ます。
私は、これが自分の生きる道と確信しました。

ここから、いよいよ私の人生は
「母が嫌った水商売の道」へと。

「ごめんなさい、おかあさま!」

terusannoyume at 06:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

2007年01月20日

カッコいい!「リズム強化法」

ジャズ・ドラマーを夢見て、私は
東京音大の付属高校、打楽器科へ入学。

本当は、作曲科に入りたかったのですが、
ピアノの試験があるのであきらめました。
 中学3年(高校受験)の時点で、
私はピアノが弾けなかったのです。
(当時、打楽器科はピアノ試験がなかった)

このブログで、
<ピアノを弾けない人たち>に、
   あるいは、
<即興が出来ない人たち>に
「今からでも絶対に弾けるよ」
と、言い続けているのは、
この様な自分自身の体験から
 自信を持って言えるのです。

       ☆

打楽器科に入った私は、毎日毎日5〜6時間
木の板にゴムを貼った練習台を叩き続けました。
普通のスティックの2倍ぐらいの太さのもので
来る日も来る日も狂う日も狂っても、ひたすら
私は「パラディドル」を叩き続けたのです。

「パラディドル」は打楽器奏者の基本練習で、
右手(R)、左手(L)あらゆる組み合わせで練習します。
ほんの1例ですが、紹介しましょう。

(1)RLRLLRLR
(2)RLRRLRLL
(3)RLLRLRRL
(4)RRLRLLRL

あなたも両手で膝を叩いて下さい。
「強力なリズム強化法」です。

(1)を、止まらないで繰り返します。

  始めは、4分音符で結構です。
   次は、8分音符で繰り返します。
      目標は、16分音符です。

(2)〜(4)も、やりましょう。

「出来ましたか?」

今度は、左右を逆にして練習します。

(1)LRLRRLRL
(2)LRLLRLRR
(3)LRRLRLLR
(4)LLRLRRLR

    ☆    ☆

実は、この練習、ピアノにも応用出来るのです。
あなたが好きなコードでいいのですが、
カッコいいジャズのコードを教えますから、
このコードでやってみて下さい。

右手は、中央のドから長3度上のミ。
    ミから減5度上のシのフラット。
さらに、その音から完全4度上のミのフラット。

左手は、中央のドから1オクターブ下のド。
    そのドから完全5度上のソ。

「コードを文章で書くのって、大変ですね」

  楽譜で見ると、こんな感じです。

右手E♭(ミのフラット)
  B♭(シのフラット)
  E (このミは、ナチュラルです) 

左手G(ソ)
  C(ド)

さあ、このコードで「パラディドル」を練習しましょう。
カッコ良くて、しびれますよ。

     ☆

さらに発展させたい人は
右手から始まる(1)〜(4)と
左手から始まる(1)〜(4)を
自由に組み合わせて、2〜4小節のパターンを沢山作りましょう。

例えば

(1)RLRLLRLR LRLRRLRL
            LRLLRLRR
            LRRLRLLR
            LLRLRRLR
あるいは、
 
RLRLLRLR RLRRLRLL RLLRLRRL RRLRLLRL

  ☆    ☆    ☆

プロになろうと思ったら、ある時期は徹底的に
練習する。または勉強することが必要ですね。
何の分野でも共通です。
何か資格を取る時、受験勉強も同じですよね。
ここで大切なのは「集中力」です。

趣味の場合は、のんびり少しずつでもいいでしょう。
しかし、他の人より上手くなりたかったら集中力が大切。

それから、もう1つ大切なこと!
「継続力」です。毎日毎日続けること。
好きなことをやるのですから、楽しくて楽しくて
決して苦痛ではありません。

もちろん、スランプはあります。
伸び悩むことはあっても、苦痛ではないでしょう?
もし苦痛でしたら、あなたが今やっていることは
本当に好きなことなのでしょうか?
よく考えて検討、自問自答して下さい。

偉そうなことを言っている私ですが、
ドラマーを目指して2年目あたりから
「自分は本当にジャズ・ドラマーになりたいのかな?」
と、自問自答の日々が続きました。

そして、ついに
人生の大きな転機を迎えるのです。

terusannoyume at 08:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) リズム・トレーニング 

2007年01月19日

あなたの夢は叶うのかしら?

あなたの夢は実現するでしょうか?
未来のことは、わかりませんよね。
予言者でも外れることが多いのに、
私たちにわかるはずがありません。

でもね、私の経験から考えると
実現する基準の様なものはあるかも?

今回のお話は
「あなたの夢は実現するのか?」
「判断基準を教えます」の巻!


私は、中学三年生の時に
「音楽でやっていこう」
と決心しました。

「目標の設定」ですね。

成功哲学の本には
「夢が実現した時の姿を
ありありと思い浮かべなさい」
と書いてあります。
正しい法則なのでしょうが
少し違います。

「それしか考えられない」
逆に言えば
(サラリーマンの方に
 申し訳ないのですが)
「自分が会社勤めなど
 360%無理です」

子供の時から親の言うことと
逆のことをやってきた人間が
上司の言うことなど、絶対に
絶対に聞きたくありません。
「そりゃあ、無理だわなー」
会社勤めの方はここで納得。


「プロになるのだ!」
  それならば
「音楽大学へ行こう」
  それならば
「京都に行こう!」
「あ!間違えた!」
「付属高校だな!」
 と考えました。

「目標の細分化」ですね。

いきなり大きな目標は実現しません。
大目標に向かって中目標を考えます。
大目標への「階段作りの段階」です。

「あ!そうだ。あなたに言い忘れていました」
 話が前後して申し訳ありませんが、
「中学生の私は成功哲学を知りませんでした」
「成功哲学を知った時は、すでにプロでした」
何も知らずに行動した私の経験と、後で知った
成功哲学の法則を当てはめて説明しています。

出来過ぎた話、後で創作した話に思えるかも?
でも本当のこと。事実なのです。
それから、決して自慢話でもありません。
思い通りに行かなかった事もあるからです。

実は、私の最初の目標設定は
「ドラマーになること」で、
東京音楽大学の付属高校、
打楽器科へ入学したのです。

ここから私の人生は、
トンでもない方向へと狂い始めるのです。

    <明日へ続く>

terusannoyume at 10:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

2007年01月18日

夢は思わぬ時に‥

私は17才(未成年)の頃から
「キャバレー通い」をしていました。
お酒は、まったく飲めませんので
お客で行く訳ではありません。

従業員として裏口から入ります。
ボーイさんのバイトではありません。
私は今日まで音楽以外のバイト、仕事は
1日もやったことがありません。

そうなのです。
私は、バンドマンとして(未成年なのに)
場末のキャバレーから銀座の高級クラブまで
出入りしていたのです。
決して不良だった訳ではありません。
少しは変わり者でしたが‥。
「大いなる変わり者ね、あなたは‥」
(当時の美人ホステスさんの声)

今回は、その頃の楽屋の話です。
そして、
先日このブログに書いた(1月11日)
復活ライヴの楽屋話と関係してきます。

キャバレーは、今はもうなくなりましたが
40年前は東京にも沢山ありました。
新宿、池袋、錦糸町、赤羽などなど。

高校生の私は、背広にネクタイ姿で
いろんなお店に出入りしていたのです。
年齢は23歳ということにしていましたが
老けていた私は1度も疑われませんでした。

キャバレーにはステージがあり
ステージの前にはダンスフロアがあります。
ホステスさんとお客さんが踊れるように。

バンドは、ビッグバンド(16人ぐらい)と
コンボ(小編成バンド)が30〜40分ずつ
交代で演奏します。

どちらかのバンドが演奏中は、
片方のバンドは休憩時間です。

私は楽屋に戻るとジャズの曲集を開き
コード進行などを考えて勉強しました。

しかし、他のメンバーは違うのです。
ポーカーや花札をやっていたり、
競馬新聞を一生懸命に研究しています。
話す事といったら本当にくだらない話ばかり。

駆け出しの私は
プロの世界をよく知りませんでした。
当時の私は、プロというのは
「ステージでも楽屋でも
常に勉強している人たちのこと」
と思っていました。
しかし、現実はどうも違う。
私だけが浮いている。
その場の雰囲気に合わない。
勉強など「してはいけない空気」が
流れているのです。

当時の私は、
いつも自分に言い聞かせていました。
失礼な言い方ですが
「この人たちは二〜三流のバンドマンだからで、
きっと一流のミュージシャンたちは違う」と。

ここで急に話は変わります。
先日のテリー復活ライヴの楽屋話です。

一方的な質問攻めにあった私は
本当に嬉しかったのです。

「なぜ?」

あなたには、わかりますよね?

40年前から疑問に思っていた楽屋の雰囲気。
いいえ、違います。
40年前から理想と思っていた楽屋の雰囲気。
それが体験出来た喜びです。

私の長年の夢が実現した日になったのです。

夢や理想は、
なかなか実現しないと言います。
でも、
一つのことをずっと続けていると
いつか実現することもあるのですね。

terusannoyume at 09:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ライヴ楽屋裏話 

2007年01月17日

新たなスタート!

このブログは
去年の11月17日にスタートしました。

今日は、1月17日ですから、やっと2ヶ月。
2年ならスゴイのですが、
2ヶ月では「赤ちゃんみたいなもの」ですね。

しかし、最初は「三日坊主で終るかも?」
と思っていましたが、その点は大丈夫ですね。
すっかり習慣になりましたし、軌道に乗りました。

調子に乗っている感じが、あなたにも伝わりますか?
一人だけで「はしゃいでいる」ようなものですが
あなたも「温かい眼差し」で、見守ってあげて下さい。

今日から3ヶ月目のスタートラインに立ちます。

ブログの先輩である皆さんの前で生意気ですが
たった2ヶ月でも「書くコツのようなもの」を
少しつかみ掛けている気がします。

もちろん2〜3年してから振り返ると
穴があったら入りたいほど、恥ずかしいでしょう。
それはピアノでも
今と昔の自分を比べるとわかります。

ただ、まだ未熟なんだけれど、
初心者なりに楽しんでいる「勢いのようなもの」を
あなたも一緒に楽しんでいただけたらと思います。

私はブログで、
あなたはピアノ、またはそれぞれの夢で
「共に進歩、発展、成長して行けたらいいな」
と思っています。

「あなたの夢が叶いますように!」


terusannoyume at 06:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 「日記」読まないでね! 

2007年01月16日

カフェで幸せ!

オシャレなカフェで
ジャズを聴いて勉強する話の続編。
今回は、
ピアノの練習までしてしまう話です。

私は、今日も
京都のカフェでコーヒーを飲んでいました。
その店で流れていたジャズピアノは
新しいスタイルで
「へえ、すごいことやってるな」と
関心して聴いてしまいました。
他のお客さんは誰も聴いていませんが、
自分だけ200円のコーヒー代で
勉強させていただき得した気分です。

私は耳でジャズを聴きながら、
「指の訓練も同時に」しています。

以前「DVD(映画など)を観ながら練習」
の話をしましたよね。
あの訓練をテーブルの上でやるのです。

右手5本の指先をテーブルの上に置いたまま
1本ずつ順番に弾いていく課題です。

ただし、注意することがあります。
お客さんの話し声がうるさい時にやって下さい。
静かな時にやると、
トントン叩く音が聞こえて迷惑ですから。

私は、静かな時は
「薬指だけ」を訓練することにしています。

他の4本をテーブルに付けたまま
薬指でテーブルを叩いても
大きな音は出ませんからね。
かなり訓練をした人以外は、
かすかな音しかしません。

大きな音が出る人は、
自分の膝の上でやりましょう。
(他人の膝をさわっちゃダメですよ)。
自分の膝なら誰にも迷惑を掛けませんからね。

200円でコーヒーが飲め、
ジャズが聴けて、
ピアノの練習が出来、
本まで読める。

私の幸せの一時です。

terusannoyume at 04:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) テクニック向上を目指して 

2007年01月15日

外でも学べるよ!

ジャズ・ピアノの勉強は
「弾くこと」だけではありません。
「聴くこと」も非常に大切です。
街に出掛けた時でも学べる方法を教えます。

最近、オシャレなカフェが増えたと思いませんか?
あなたが普段よく行く街にもありますよね。

私は、本が大好き(病気?)で、
毎日毎日、大型書店に行きます。
そして、近くのカフェに行き、
本を読むのが
私の日常生活です。

最近のカフェは、
コーヒーの値段も安いですよね。
200円前後でしょう?
オシャレで、値段も安くて、
こんなに嬉しいことはありません。

さらに嬉しいことは、
ジャズを流しているお店が多い。
オシャレな雰囲気にジャズが合うからでしょうね。

私は、本を読みながら、
何となくジャズに耳を傾けています。

時には、本を読む目を休めて
ジャズに聴き入ります。

外で聴くジャズのいい所は
自分の知らない演奏が聴けること。

家で聴く時や携帯で持ち歩く音楽は
自分の好きなものに限られています。

ところが、お店では、
「次に何が流れるのか」
まったくわかりませんよね。
だから自分の好みに偏らないで聴けます。

例えば、
私はピアニストなので
ピアノ・トリオ、またはソロ・ピアノは
沢山、沢山、沢庵(わ!間違えた!)聴きました。

しかし、
管楽器が2〜3本入っているグループの演奏は
代表的な人以外のものは、あまり聴いていません。
(パーカー、マイルス、コルトレーンなどは、
全作品をほとんど聴いていますので、それ以外です)
(さりげなく言いましたが、上記3人の全作品って
相当の数ですよ)。
ですから、それ以外の演奏が聴けて
とても勉強になります。

あなたも自分のお気に入りのカフェを見付けて、
日々の勉強を続けて下さい。


terusannoyume at 02:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 効果的なアドリブ上達法 

2007年01月13日

テリー・ハーマン・トリオ 2月のライヴは?

幻のテリー・ハーマン・トリオ
〜〜復活ライヴ(第3回)〜〜

2月8日(木)
夜7時半スタートです。

先日(第2回)は、
「冬のソナタ」の[MY MEMORY]が少し失敗したので
今度はアレンジを変えて再挑戦します。
もちろん「冬のソナタ」ジャズ・ピアノ・ヴァージョンですよ。

テリーさんのレパートリーの曲名だけ書き出すと
とてもジャズ・ピアノとは思えません。
「オリビアを聴きながら」
「赤いスイートピー」
「ワインレッドの心」
「ゆうやけこやけ」
「通りゃんせ」
まだまだ、他にもトンでもない曲(演歌)もありますが、
テリーさんは、
他のジャズ・ピアニストが絶対に弾かない曲ばかり
わざと選んで40年前からやっています。

ジャズですから当然のことですが
全曲、コード進行はジャズ風に付け替え、
コードのサウンドもテンション入りのジャズ・コード、
アドリブは「ガンガン」やりますし、
ドラム・ソロも
「ガンガン、ドンドコ、ドコスコ、ドンシャン」やります。

ですから曲名だけを見て判断しないで下さい。
お客様の会話が聞こえるように
静かに演奏するバンドではありません。
会話など聞こえないぐらい「ドンドコ、パシパシ」。

「あ!そうだ」
ひょっとして、ホテル関係の方がこのブログ読んで
お仕事くださる時は、静かに演奏しますからね!
「お前は、ポリシーがないのか!」(あなたの正当な意見)
「だ、だ、だって、生活がー」(テリーさんの素直な意見)

場所は、前回と同じ[CANDY]。
行き方は[代官山 CANDY]で検索すれば地図も見れます。

(TEL.03−5428−3311)

お時間がありましたら、
「ポリシーあふれる演奏」を
ぜひ聴きに来て下さいね。


terusannoyume at 23:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ライヴ楽屋裏話 
プロフィール
坂元輝(さかもと・てる)
「渡辺貞夫リハーサル・オーケストラ」で、プロ入り(21歳)。
22歳、自己のピアノ・トリオでもライヴ・ハウスで活動開始。
23歳、「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)
以後19枚のアルバム発売(現在廃盤)。
28歳、ジャズ・ピアノ教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ/VOL.1」
以後14冊(音楽之友社)現在絶版。
ネットで高値で取引されている?
(うそ!きっと安いよ)
他に、2冊(中央アート出版社)。
音楽指導歴40年。
プロから趣味の人まで対象に東京、京都にて指導を続けている。
Archives
カプースチン・ピアノ曲集